主体的に問いを見つけ、研究し、発表する~学校教育学科卒業研究発表会を行いました~

こども学部

2024年2月21日
  • 2024年2月2日(金)に、久田学長臨席のもと学校教育学科4期生の卒業研究発表会を実施しました。発表会では、浦和大学での4年間の学びを、7つのゼミに分かれて研究を進めまとめたものを、一人6分間で発表し、その後3分間の質疑応答を行います。

    学校教育学科では、学生個々が問いを見つけることを大切にしています。学生が設定した研究テーマからは、浦和大学での学びの中でもった疑問や、もっと知りたいと思ったこと、感じた違和感から、それぞれが工夫し設定したことが伺えます。

    発表者は、学んだことを相手にわかりやすく端的に伝えるというプレゼンテーション能力が大切になってきます。それに加え聴講者には、発表された内容を聞き、質問することで学びを深めることを重視しています。各発表に対して多くの質問がされ、的確な応答がなされました。久田学長からは「質疑応答をもっと聞いてみたい、発表の教室を増やすなどして時間を確保してはどうか」という提案もいただきました。

  • 「グローバル化に対応できる日本の初等教育を目指して ―カナダESL教育政策から― 」(H・Nさん)
  • 「グローバル化に対応できる日本の初等教育を目指して ―カナダESL教育政策から― 」(H・Nさん)
  • 毎年卒業研究発表会の運営は、学生が中心に実施します。テーマ一覧の作成、レジュメの準備、招待状送付、会場準備、司会進行から挨拶まで、卒業研究発表会委員長を中心に自主的な運営がなされました。

    また、今年度はじめての取り組みとして、「学校教育学科 卒業研究発表代表者」を教員と学生の投票により選出しました。

    その結果、「グローバル化に対応できる日本の初等教育を目指して ―カナダESL教育政策から― 」(H・Nさん)と「教科横断的な学習での算数教育 ―現代的諸課題との関係性に着目して―」(K・Sさん)の2名が選出され、学部の卒業研究会で発表しました。参加した2年、3年生の学生から感嘆の声が上がっていました。