【学校教育学科】「現職教員(卒業生)との懇話会」を開催しました

こども学部

2024年1月5日
  • 学校教育学科では、教員採用試験合格のサポートに加え、4月からの小学校教員としての職務を少しでも不安を解消し、スムーズに行っていけるようサポート体制も充実させています。

    その一環として、12月2日(土)に、さいたま市や埼玉県、茨城県、新潟県において小学校教諭として勤務する本学科卒業生の現職教員5名を招き、「現職教員との懇話会」を実施しました。懇話会には、4年生だけでなく、2・3年生を含め50人を超える学生が参加しました。

    懇話会全体会では、現職教員に自己紹介を兼ねて勤務状況についてICTを活用しながら報告してもらいました。その後、課題別に5つのグループに分かれ、現職教員と在学生に自由に語り合ってもらいました。

  • 参加学生からは「教員になられた先輩方の話を聞いて、必要な焦りと未来に関して考えなくてはいけないと再確認することが出来ました」や「自分の中で気になっていた情報を温かい雰囲気の中、知ることが出来ました。将来に対する不安はありますが、それも活かして有意義な大学生活を送ろうと心から思えた時間となりました」などの感想が寄せられました。

    在学生にとって、現職教員が教育実習や教員採用試験などに臨むにあたって直面した課題などへの解決方法を、自らの体験にもとづき語ってもらえることは、今後の学生生活をより具体的にイメージできる機会になったことでしょう。

  • 他にも、次のような感想も寄せられました。

    • どんなクラスにしたいか、児童とどう関われば良いのか、それを考えるなら必ず自分のスタイル(自分なりのやり方)を形つくることが何よりも大事という考え方が印象に残っています。
    • 授業がうまくいかなかったり、保護者対応など、色々と苦労しても、『こどもが大好きなら大丈夫です』という言葉が印象的でした。
    • こどもの喜ぶ顔や、できた時の喜びを共に共有することがやりがいを感じる一つなのだと考えました。大変なことももちろんあると思いますが、私も頑張ってみたいなと思えました。
    • 独自の研修があることや異動のことなど、今まで知らなかったことに対してベストなアンサーをいただけて、非常に勉強になりました。
  • 授業(教科指導)はもちろん、学級経営や保護者との連携・対応など、普段、聞く機会の少ない話を聞き、実際に教員として勤務する姿に重ね合わせようとする在学生の姿がいたるところでみられました。

    定員30名という徹底的な少人数指導体制を特徴とする学校教育学科だからこそ、学生の悩みや不安に寄り添い、実践的な指導力を身につけた教員養成が可能となっています。

    来年度4月から小学校の教壇に立つ卒業生の活躍を楽しみにしています。