【学校教育学科】教育実習直前模擬授業~実りある教育実習に向けて~

こども学部

2023年8月31日
  • 学校教育学科では、3年次の秋に4週間の日程で小学校の教育実習を実施します。それにむけて「教育実習直前模擬授業」を行います。今年も8月24日を皮切りに、ゼミごとに学生がそれぞれ教師役、児童役になり、全員が45分間の模擬授業が始まりました。ゼミによっては、4年生や現役の教師を務める卒業生も駆けつけて、活気のあるものになっています。

    模擬授業には、配属されるクラスを想定し教科や学年をきめ、学習指導案や板書計画、掲示物や学習プリントなどを準備して臨みます。教科も、国語、算数、理科、音楽、道徳など様々です。

    45分間の模擬授業のあとには、研究協議会も行います。児童役として参加した学生やゼミ担当の教員なども加わり、本時の指導に対する意見や感想が出されます。「準備はよくできていて分かりやすい授業だった」と評価の意見が出される一方、「本時のねらいとまとめの整合性が取れていないと思う」「児童の意見をもうすこし丁寧に取り上げたほうがよい」など授業の本質にかかわる意見も多く出され、とても活発な意見交流になります。

  • 授業後、教師役を務めた学生から、「教育実習に行く前に授業を実際やれて、少し安心した」「45分間の授業は意外と短かったので時間を効率的に使わないといけないことが分かった」「流れをしっかり把握しておかないと途中でどのように流せばいいのか混乱してしまう」などの感想が発表されました。

    定員30人の本学学校教育学科だからこそ、全員が教育実習前に、本番さながらの模擬授業・研究協議会を経験できます。

    まもなく9月1日から教育実習を行う学生がいます。ぜひこの経験を生かして有意義な教育実習になるように、学科で全面的にバックアップしていきます。

    より具体的な模擬授業の様子や研究協議会の内容については、オープンキャンパスなどで報告します。