こども理解と観察授業「ありがとうの会」
こども学部
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「こども理解と観察」は、こども学部の1年生全員が受講する科目です。少人数のクラスに分かれ、各クラスに1組の乳児親子との交流体験を年間5回組み込んだ内容となっています。理論を学び、それを体験授業によって親・子の理解につなげ、また体験したことを振り返るといった学習を繰り返します。
体験授業の第5回目には「ありがとうの会」を開いて、協力親子さんへ感謝の意を表します。1月中旬に今年度の「ありがとうの会」が、午前2組、午後2組の親子の方々をお招きして行われました。今年度初めてお会いした時は寝ていて動きも少なかった赤ちゃんたちが、この時にはハイハイしたり、歩いたりしていました。学生もさらに成長した赤ちゃんの姿や笑顔に感嘆の声をあげていました。
「ありがとうの会」は学生みずから内容を考えました。今回は、各クラスから、手遊び、大型絵本読み、歌やダンスなどのパフォーマンスを披露しました。赤ちゃんも音楽に合わせて体を揺らしたり、笑顔を見せたりして、楽しんでくれているようでした。また、身近な素材を使い赤ちゃんが遊べるおもちゃを手作りし、プレゼントしました。さらに、感謝のメッセージを学生一人ひとりが書いた色紙を作成し、お渡ししました。協力親子の保護者の方たちが、毎回お子さんの健康に気をつかい、学生の学習のために伝えることを考えて来てくださったことへの感謝が込められています。
最後に協力親子さんから、学生たちへ温かい応援のことばを頂戴しました。どの保護者の方のことばも、学生の今後の成長を願ってくださっていることが伝わるものでした。「こどもと育つ」という意味を深く感じることができるひと時でした。
親子さんたちには、これからも親子のひろば「ぽっけ」に遊びにきていただき、赤ちゃんたちの成長した姿をみせていただけることを楽しみにしています。