【介護福祉科】オープンキャンパス・トークショー 福本京子さん

今年初めての介護福祉科「オープンキャンパス・トークショー」では、昨年二人の卒業生が就職した「いきいきタウンとだ」の福本京子施設長に話していたただきました。

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希望をもって働ける施設を創る

「いきいきタウンとだ」には、昨年、永堀 優君と森茂 雄君が就職しました。二人とも介護福祉の仕事に誇りを持っており、将来は施設を運営できるような立派な職員になりたいと当時から考えていました。「いきいきタウンとだ」は、3年計画で職員の待遇を改善する計画を立てられ、昨年4月には実際に新卒者の賃金を大幅に引き上げ、計画の目標を見事に達成されました。

また、この4月には介護保険の報酬の改訂があり、”介護職に占める介護福祉士の割合が5割以上の場合には、その施設により多くの支払いが行われる”などの加算が行われるようになりました。それを受け、「いきいきタウンとだ」では、これらの財源のもと、今年もまた介護職の給料を引き上げてくださいました。施設長は、「介護保険が将来どのようになるか不安ですが、今回の加算から生まれた二千万弱の収入増加は、全額職員に還元するようにしています。」と話されました。

利用者さん目線の熱心な姿勢

施設では、職員の待遇面の改善だけでなく、ケアの質を向上させることにも熱心です。認知症ケアの取り組みとして国際的にも注目されている利用者さん中心のケア(Person Centered Care)を学ぶために、指導者に来ていただき、専門的な指導をしてもらっているようです。ケアの質を高めることは入居者の幸せにつながり、施設が地域の人々から信頼されることとなります。それにより様々な困難を乗り越えられるようになるため、ケアの質の向上は積極的に進められているようです。

話を伺っていた学生から、福本さんへボランティア活動についての質問もありました。施設長は、「高齢者の施設は、街から離れた不便なところにある施設が多いですが、それでは困ります。いきいきタウンとだはマンションが建ち並ぶ街中にあり、延べ千人を超えるボランティアさんが来てくれています。また、施設のなかに地域の子供達が集まる場所も設けてあります。」と説明されました。高齢者は、小さな子供達が大好きです。人々が集まりやすい場所に施設を開設し、地域の人々に支えられて運営されていることがよく分かります。

オープンキャンパスに参加していただいた高校生に対して、人と関わる仕事を理解してもらうために顔と顔を見合わせて、互いに気持ちを通わせるといった活動もしていただきました。

「いきいきタウンとだ」は、全室個室のユニット型の特別養護老人ホームです。1年生は、この施設で六月以降、ボランティアをさせていただきます。そこにはたくさんの学びがあるだろうと期待しています。


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