第3号【News & Topics】保育士や准看護師と同じぐらい? 介護職の賞与について

短期大学部介護福祉科が発行する「介護の扉」のアーカイブです。

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前回までは、介護職として働くことをためらう理由の一つである、給与について説明しました。介護職の収入については、給与以外に賞与もあります。そこで、今回は介護職の賞与について調べてみました。

図1は、経験0年(就職1年目)の賞与の平均をグラフに表したものです。賞与の額としては少ないものの、他の職業と比較したときには、それほど低くはないことがわかります。

また、図2は経験1~4年の賞与の平均をグラフに表したものです。これを見ると、他の職業よりも比較的高い額であり、保育士や准看護師と同じくらいであることがわかります。これらは、特定の職業との比較ですので、他のさまざまな職業と比較すれば、介護職の給与や賞与は高いとはいえません。しかし、「介護職の給料は安い」という一般的なイメージからみると、それほど低いものではないと思います。

介護の仕事は景気に左右されると言われており、景気が悪くなると介護職として働く人が多くなる傾向にあります。しかし、待遇面が景気に影響されることは少なく、一般企業で賞与の減額やカットが行われても、介護職には一定の賞与が支払われています。つまり、非常に安定した職業であるともいえます。ただし、介護職として働く場は訪問介護、通所介護、施設介護などさまざまあり、事業所によって給与や賞与の額は異なります。

平成24年度の「介護職員の賃金・雇用管理の実態調査(介護労働安定センター)」によると、社会福祉法人の平成23年度の一般職に対する賞与支給実績は94%、医療法人は91%に対し、民間企業は62%でした。当然のことながら、就職活動の際には応募する事業所等の給与や賞与といった待遇面をきちんと調べる必要があります。

※図1、2:厚生労働省「平成26年賃金構造基本統計調査」をもとに作成


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