第3号【News & Topics】介護福祉士国家試験の動向〜制度的には卒業と同時に資格取得可能〜

短期大学部介護福祉科が発行する「介護の扉」のアーカイブです。

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介護福祉士の国家試験は、短期大学・2年制の専門学校の場合は、平成26年度の入学生から、義務化される予定でしたが、平成26年6月、義務化延期の法律が国会で成立し、その後も議論が続いていました。人材不足に悩む施設は、国家試験義務化によって人材不足に拍車が掛かるのではないかと危惧していました。さらに実務経験ルートと呼ばれる3年間の実務の後、国家試験を受ける場合の研修が職員には負担であることから、新制度の実施に反対していると言われています。

本年2月、厚生労働省の社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会(田中滋委員長)は、介護福祉士制度についての検討内容を、報告書にまとめました。報告書は、養成施設ルートは平成27・28年度は現行通りで、国家試験の受験義務化は平成34年度の卒業生からとしました。国家試験は、平成29年度の卒業生(来年度の入学生)から実施しますが、平成29~33年度の卒業生の受験は任意としています。養成校の卒業生は、暫定的に介護福祉士の資格を与えられ、卒業後5年間の間に国家試験に合格するか、5年間連続して介護の実務に従事すれば、6年目以降の介護福祉士の資格を保持できるのです。5年間は、卒業と同時に国家資格が与えらますが、本学は、2年間の教育で全員合格を目指して準備しています。

既に本学では、通常の単位制の下で、厳格な運用によって学生の学力を高めてきました。本年度は、支援を必要とする学生に対する特別の指導を制度化し、必要な学生への個別指導を強化しました。これは、従来から行われてきたものですが、それを学科会議に掛けて検討の上、実施することに改善したものです。

各学期の終了の段階での科目別試験とともに、学科の授業全体から模擬試験形式の試験を実施して、弱点分野を発見し、補講で補っています。模擬試験は、学科が独自に開発した採点システムで管理され、試験終了とともにマークシートは直ちに採点され、学生には、試験日の内に、弱点分野とその分野を克服するための補講日程が伝えられます。1年生は、こうして、弱点分野がないように指導されます。

2年生の国家試験対策では、関連科目を前倒しに履修し、12月までに試験科目の授業と試験を終了し、1月は受験対策講座を設けています。

学科の卒業生が誇りを持って、介護の仕事に就くことができるように、全員合格に向けて学科教員一丸となって取り組みます。

1年 2年
4 介護福祉士国家試験説明会 医療的ケア集中授業
5 基礎学力養成 実習III
6 基礎学力養成 実習III
7 前期期末試験 集中授業 前期期末試験
8 実習I 模試・弱点克服講座
9 ミニ模試・弱点科目克服講座 実習IV
10 基礎学力養成 国試重点科目集中指導
11 基礎学力養成 国試重点科目集中指導
12 基礎学力養成 科目試験
1 後期期末試験 国家試験直前対策講座国家試験
2 ミニ模試・実習II 卒業研究・集中講座
3 弱点科目克服講座  

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