第2号【News & Topics】介護職員のキャリアアップ・職員支援「春日部ロイヤルケアセンター」

短期大学部介護福祉科が発行する「介護の扉」のアーカイブです。

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介護福祉科「経営管理論」の授業では、施設のケア改善、運営改善の取り組み事例が説明されています。7月27日には、春日部ロイヤルケアセンターに勤務している、本学卒業生の熊田真治さんをお招きし、老人保健施設におけるキャリアアップ、職員支援を講義していただきました。

熊田さんは2005年度に介護福祉科を卒業後、春日部ロイヤルケアセンターに就職し、現在は介護長として活躍しています。

講義では、勤務先での様々な取り組みや課題等について、具体的にお話をしていただきました。新人職員研修や目標を立てた上でのチームケアの重要性、チームリーダーや介護長としての役割、立場などについて、熊田さんの本音を交えながらのお話でした。

同施設では、入職後、1ヶ月間は研修で、利用者のケアは行いません。ケアの分厚いマニュアルが各職員に渡され、それに基づいてケアが行われます。入職後、数年すると、チームリーダーになり、介護副主任、介護主任となり、やがて、介護職のトップとして、介護長になります。

同施設で介護職員は年4回上司の面接を受けます。新人はさらに3回多く、さまざまな悩み等を上司に伝えることができます。職員の定着は施設としても重視していることのようで、同施設の離職率は8%で、全国的な16〜17%の数字と比べると、とても低くなっています。また、年休の消化率が高く、熊田さん自身の残業は月5時間を超えず、働く人々に配慮された職場であることが分かりました。

それぞれのチームが明確な目標を立てて、ケアを改善する取り組みも、素晴らしいものです。施設が目指していく目標や様々な課題に対し、組織としてどう取組むのかという大きな視点でお話をいただきました。

授業を履修している学生は、熊田さんに対し積極的に質問をし、疑問点を解消しながら、キャリアアップ、職員支援について深く学ぶ事が出来ました。

最後に就職活動に関して、「就職説明会などでは見えない部分があるので、是非、実際に見学に行ってもらいたい。施設の職員の様子を実際に見て確かめてください。」というアドバイスをいただきました。学生にとって、将来の職場を選択するときに、どのような視点から確かめれば良いのかを知る、非常に有意義な講義となりました。


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