【現代社会学科】浦和実業学園中学校・高等学校で「学校体験活動」をしました

現代社会学科

2022年1月14日
  • 浦和大学現代社会学科・教職課程(中学校・社会、高等学校・公民)では、教育実習を行う前年度の2年生を対象に、学校行事や授業参観などの体験を通じて教職について理解を深めるための活動としての「学校体験活動」を実施しています。

    そうしたなか、2021年度「学校体験活動」を、浦和実業学園中学校・高等学校において、2021年11月4日(木)~5日(金)の2日間にわたり実施させていただきました。

    今回の学校体験活動では、学生たちは主に「学習発表会」(中学校)および「浦実祭」(高校)に向けた準備(4日)と、当日(5日)の運営に携わらせていただきました。

  • 参加学生の感想

    通常の授業見学とはことなり、学習発表会のリハーサルや受付準備、消毒の手伝い等であったが、その分、今の中学生を知るにはよい機会となった。中学生は子どもからおとなへの成長途中であるなか、初対面の私にも気軽に話しかけてくれ、とても活動がしやすく、こうした雰囲気を先生方がつくってきていらっしゃるのだと感じた。来年、実習に行く前に、学校の設備や雰囲気を知ることができたことは、とても大きい体験となった。(Mさん)

    中学生が活き活きとしていて、主体的な発表ができる教室の様子がうかがえた。「探求課題」のテーマを自分なりにまとめていた。そして、その裏側には、生徒を支えている先生の苦労があるということを知ることができた。大変さもあるが、やりがいや楽しさもあり、最後に担当してくださった先生が言われた「そこにやりがいを感じる」という意味を実感した。
    そして、生徒個人個人を見て、どのような指導が適切なのかを考えて接していることに、教師の役割のすごさを感じた。(Kさん)

    クラスの雰囲気が良く、発表準備時のちょっとした間違いに対しても生徒同士が声をかけあって調整するなど、クラス全体のまとまりをみることができた。また、わずか2日間だけの体験だったが、「忙しいので少しの作業の手伝いでも助かる」と言われ、中学校・高等学校の先生の仕事内容の忙しさを痛感した。今回は生徒たちに積極的に声をかけることができなかったので、教育実習では、積極的に話かけることを第一に目指していきたい。(Uさん)

    浦実祭では、吹奏楽部とギター部の演奏を聴くことができた。コロナ禍で十分な練習時間が無い中でも、その演奏は素晴らしく、高校時代の自分と重ね合わせて、部活で青春をしていた当時の気持ちを思い出した。また、中学生の学習に対する意欲や関心の高さに驚いた。先生方との距離も近く、生徒たちが楽しそうに会話している姿から、先生方が手厚く、時に厳しく指導をしていらっしゃるからだと感じた。(Tさん)

    このように、学校体験活動に参加した本学科の4名の学生には、多くの気づきを得る機会となりました。学生を受け入れてくださった浦和実業学園中学校・高等学校の校長先生をはじめ関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。