「児童福祉分野における社会福祉士の仕事を学ぶ」を開催しました

総合福祉学科

2024年11月26日
  • 2024年11月12日(火)、総合福祉学科では「児童福祉分野における社会福祉士の仕事を学ぶ」をテーマに、キャリアを考える授業を開催しました。

    講師としてお迎えしたのは、川口市「子育て相談課」で発達相談や虐待相談を担当している社会福祉士の資格を持つ方々です。

    学生たちは事前に児童福祉施設について調査を行い、講師への質問を準備した上で授業に臨みました。

    授業では、学生たちから以下のような質問が出ました。

    「子どもと関わる際、どのようなことに注意しますか?」「話すのが苦手な子どもや、コミュニケーションをとりづらい方と接する方法を教えてください」「子どもを出産後、親が発達について学ぶ機会はありますか?」「発達相談における社会福祉士の役割は何ですか?」

    これらの学生らしい問いかけに対して、講師の方々は現場での具体的な経験を交えながら、丁寧に回答してくださいました。

  • 現代社会では、虐待、不適応、不登校、いじめ、ヤングケアラーといった多くの課題が顕在化しており、生きづらさを抱える子どもたちや家庭が増えています。川口市では、今年4月に「こども家庭センター」が設置され、子どもや子育て家庭がより相談しやすい環境を整えています。

    地域社会において、身近な福祉の担い手として社会福祉士の役割は一層重要性を増しています。今回の授業は、社会福祉士を目指す学生たちにとって、事前学習も含め、福祉現場を深く知る貴重な学びの機会となりました。