2023年7月14日に浦和実業高校3年生7名が、オープンキャンパスにおいて、算数の模擬授業に参加しました。本学科の特徴である「小学校模擬教室」で行いました。

高校生は教室に入ると、ランドセルを背負ったり、小さい机や椅子に着席したり、まるで小学校時代にタイムスリップしたかのようでした。

授業では、「スクラッチ」というソフトを使ったプログラミング学習を体験しました。このソフトは、実際に小学校現場でも使用されていることが多く、小学生から大人まで、簡単なアルゴリズム（プログラム）を入力するだけで、キャラクターにいろいろな動きや声出しをさせられる楽しいものです。

初めて体験するソフトに試行錯誤しながら、キャラクターの動きを工夫するなど思い思いにプログラミングをしていました。

時間があっという間に過ぎ、作品を紹介する時間が取れませんでしたが、参加した皆さんの楽しそうな表情が印象的でした。

学校教育学科では、模擬教室に実際に小学生が使用しているタブレットを15台設置して、教育実習やアシスタントティーチャーなどの活動で役立つように、〈ICTの活用〉を課題に取り組んでいます。
教科指導法の授業などで活用する計画を立てています。プログラミングの授業、デジタル教科書やアプリケーションソフトを用いた授業を積極的に行い、学生のICT活用力を高めたいと思います。