【学校教育学科】5月13日・14日に「教職入門合宿」が1泊2日で行われました

こども学部

2023年5月18日
  • コロナ禍で中止を余儀なくされていましたが、4年ぶりに「長瀞元気プラザ」で合宿を実施することができました。

    この合宿は、学校教育学科の新入生が、「教職入門」「スタディーナビゲーション」の授業の一環として、宿泊する中で集団行動や講義等の様々な体験活動を通して、学科生の意識向上を図ることをねらいとしています。

    この合宿を通して、友人同士の好ましい人間関係が醸成され、クラスの団結力が高まります。

  • また、しおりづくりや講義の運営、バスの中でのレクやクラスレクの企画、オリエンテーリングの諸注意など、学生が主体になって進めました。

    今まで、先生から指示をされながら行ってきた行事を、自分が先生や指導者の立場で進めていくことも大きなねらいです。

     初日の講義は、学科の先生方が “教育”や “研究”などをテーマにご自身の経験をもとに対面やビデオでの話でした。

    そこでは、本学の建学の精神「実学に勤め徳を養う」について、4年間の大学生活で身につけてほしいこと、教師の魅力などについて、授業ではなかなか聞く機会がないいろいろなテーマでのものでした。

    夕食後、クラスレクを行いました。学生が自分たちで考えたオリジナルゲーム「ラケットボールリレー」や「田んぼの「ぼ」ゲーム」など、学生と教員が一緒になって体を動かし、楽しむことができました。

  • 2日目は、長瀞元気プラザから県立自然の博物館までの、グループごとのオリエンテーリングを行いました。そこでは、「スマホの使用禁止」。全員のスマホを集めてバスの中に保管しました。時間差でグループごとに出発。最初は元気に歩いていきましたが、途中自分たちの歩いている道が不安で、ドキドキしたそうです。通り道のお店の人に聞いたり看板を確認したりしながら、チームワークを発揮して、見事全員がゴールに到着しました。

  • この2日間の合宿を通して、「周りを見て行動することの大切さを改めて気づいた」や「しおりのページ作成をお願いするとき、ただ指示するだけではなく全員に伝わるように細かく伝えないといけないと思った」「今までは先生方が作成してくださったものを見るだけだったが、自分たちでみんなが楽しめるようなしおりのページ作りを工夫した」など、視野が広がった様子が見え、学生の成長が感じられるものになりました。これからの学修にどのように生かされるかが楽しみです。

合宿に参加した学生の感想
  • レクではみんなが楽しんでくれるか心配だったけれど、想像以上に盛り上がったので安心しました。みんなとの距離が縮まったような気がします。
    私は、少し受動的に動きすぎるので、もっと主体的に動くべきだと思いました。全体的にすごく充実していました。
    様々な活動にすべて全力で取り組めました。新天地での生活で不安がいっぱいでしたが、さらにみんなの仲が確実に深まった気がしました。
    周りを見て行動することの大切さを今回の合宿を通して改めて気づきました。
    入学当初、病気で少し大学を休みましたが、復帰してからみんなが温かく迎えてくれてみんなになじめているのだなと思います。この気持ちを少しずつみんなに返していきたいです。