埼玉県こども計画(仮称)についてのディスカッションが行われました
こども学部
こども学部
埼玉県ではこども・若者が幸福な生活を送ることが出来るよう様々な施策を考え、「埼玉県こども計画」を作る準備を進めています。
この取組に基づいて、若者世代の意見を施策に反映させていくために今回のディスカッションが実施されました。
埼玉県県民生活部職員の方の進行のもと、こども学部学校教育学科の学生5名が参加しました。
『自分らしくいられる居場所』『困難な状況にあるこども・若者への支援』『こども・若者の成長を支える人材』などのテーマに沿ってディスカッションを行いました。
主に小学校教員を目指して日々学ぶ大学生として、教育実習や教育インターンシップなどで児童と関わってきた経験などを踏まえて各自の考えを自由に述べていました。
埼玉県のマスコットキャラクター「コバトン」を手に取っている人が発言をするというルールで、地域社会や家族のありかた、SNS関連の問題などにも触れつつ、各自が経験した過去の出来事なども本音で語り合える場となっていました。
ディスカッションの中では、小学校・中学校世代での過去の経験から「困難な状況にあることを自覚して声をあげることの難しさ」を学生同士が共感する場面もあり、いま現在大学生として学友と学びあう環境や信頼できる大人の方と出会うことの重要性について、各自の考えを深めている様子が印象的でした。
参加した学生からは「発言すること、意見をのべることで考えがまとまっていくことを感じた」「今日のメンバーで参加できてよかった」「卒業後、小学校教員として働く未来につながる良い経験となった」といった前向きな感想が聞かれました。