【令和7年春の叙勲】長沼明客員教授が「旭日小綬章」を受章されました

重要なお知らせ

2025年5月13日
  • このたび、令和7年春の叙勲において、浦和大学の長沼明客員教授が「旭日小綬章」を受章されました。

    伝達式は5月2日に埼玉県知事公館で執り行われ、5月28日には皇居において天皇陛下への拝謁が予定されております。

    「旭日章」は、さまざまな分野において顕著な功績を挙げた方に贈られる勲章であり、内閣府の発表によれば、今回の「旭日小綬章」受章者は全国で215名。その中には、芸術文化分野で功労が認められた映画字幕翻訳者の戸田奈津子氏なども含まれています。

    長沼明客員教授は、埼玉県志木市長などを歴任される中で、全国に先駆けて市役所内に「ミニハローワーク」を設置し、障がいのある方や生活保護受給者の就労支援に尽力されました。また、社会保険庁の廃止と後継組織である日本年金機構の設立に際しては、設立準備委員会委員として年金制度の信頼回復に貢献されるなど、社会保障制度の発展に多大な功績を残されております。

    本学においては、地方自治体での豊富な行政経験を活かし、公的扶助論や社会保障論の講義をご担当いただいております。さらに、近年では、社会保障の専門誌『週刊社会保障』(法研)2025年3月24日号に「在職障がい年金は必要か」と題する論考を寄稿されるなど、研究活動にも精力的に取り組んでおられます。

    長沼明客員教授のご受章を心よりお慶び申し上げるとともに、今後ますますのご健勝とご活躍を祈念し、学生へのさらなるご指導を期待しております。