岩本 裕子
社会学部 所属教員
社会学部 所属教員
職位 | 特任教授(着任日:2025年4月) |
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担当科目 | 外国史概説、エスニシティ論、アメリカ女性史、スタディナビゲーションC・D(以上、現代社会学科) 歴史入門、アメリカの生活と文化、英語コミュニケーションA・B(以上、こども学部) |
最終学歴 | 立教大学大学院文学研究科博士前期課程(西洋史)修了 |
学位 | 文学修士、立教大学大学院・博士(比較文明学) |
研究テーマ | アメリカ黒人女性史、アメリカ映画から考察するアメリカ社会(博士論文題目) |
所属学会 | 日本アメリカ学会、日本西洋史学会、 日本女性学会、ジェンダー史学会、日本アメリカ史学会、 黒人研究学会 |
コロナ禍真っ最中に誕生した、社会学部現代社会学科の在校生へメッセージを送ります。創設2年目から学内移籍(その前はこども学部で14年間)した私は、2期生と「同期」となります。
1期生とは、2ヶ月間のSTAY HOME を経て、2020年6月から対面授業「外国史概説」で会うことが出来ました。楽しい1ヶ月半もあっという間にオンライン移行してしまい、後半は画面上での講義となりましたね。
2期生との前期では、すべて対面授業という幸運に恵まれました。「外国史概説」に登場する架空の人物たち(神々を含む)がスマホゲームに登場するキャラクターだと教えてもらい、レポートは、映像だけでなくゲームを対象に書いてもいいことにしましたね。
最終講義を終えた後「歴史を嫌いだと思ってきたけれど、外国史概説の講義で、歴史を勉強することは楽しいと思えるようになった」と言ってもらったときは、本当に嬉しかった!
2年目から開設(2年生以上が受講可能)された「エスニシティ論」では、受講生数は少なかったとは言え、濃く深い議論が出来たことは幸いでした。後期から始まる「アメリカ女性史」も、『語り継ぐ黒人女性ーミシェル・オバマからビヨンセまで』をテキストにして、沢山の議論が出来ることに期待しています。
大学教育とは「自分探し」のためにあると、大学教員34年目の私は考えています。多くの教養や知性を身につけて、自分とは異なる世界中の人びとを理解し、寛容に受け入れられる懐の深い大学生になって下さい!学びの4年間でありますように!