社会学部・総合福祉学科の学生がさいたま市タウンミーティングに参加しました

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2022年1月11日
  • 令和3年10月26日(火)にプラザイーストで行われたタウンミーティングに参加した川上沙耶香さん(社会学部 総合福祉学科4年)に当日の様子を聴きました。

    さいたま市のタウンミーティングは、市民一人ひとりが「しあわせ」を実感できる市政にすること、そして、その一人ひとりを絆で結ぶことにより、更なる「しあわせ」を感じられる市政にするため、市長が各区を訪問し、市民と直接対話をすることで、よりよいコミュニケーションの確保と信頼関係を構築し、地域との絆を深め、市民の声を市政に反映していくことを目的として開催されています。

  • 参加の経緯を教えてください。

    私は公務員(警察官)を⽬指し、勉強や情報収集している中で、ゼミ担当の先⽣から「公務員を⽬指しているなら、タウンミーティングに参加することで、市政や地域のことについて前向きな学びが出来るのでは?」と勧めて頂いたことがきっかけです。初めての経験ですが、市に関わる様々な⼈出会って、他の方々がどのような考えをもっているのかに興味がありました。また、清水市⻑と直接お目にかかれるこの機会を逃したくないと思い参加しました。

    どのようなテーマで開催されましたか?

    メインテーマは「将来を⾒据え、さいたま市のまちづくりや市役所移転について考えよう」でした。
    そして3つのサブテーマ「市役所のイメージは?また、市役所の移転についてどう思うか」「新庁舎の整備について」「現庁舎を今後どう利⽤するか」がありました。

    川上さんはどの内容について発言しましたか?

    3つのテーマの中で「新庁舎の整備について」について発⾔しました。

    東日本大震災では、電話や内線などが全く繋がらない経験をしたので「新庁舎の整備について」では、市役所に防災の機能だけではなく、災害が起きた場合、防災中枢機能がある市役所内に連絡⼿段を設けること、また、情報を伝えるだけではなく現場に駆けつけることができる「警察官」や「消防」「救急」などの機能を小規模でも備えることが必要だと提案をさせて頂きました。

  • 他の参加者の方の発言や、市長のコメントなどで印象に残っていることはありますか?

    「浦和区は⽂教都市」として有名だけれど、全く聞いたことがなく、どのようなことを⾏なっているのか分からない。また『さいたま市は何が有名なの』と聞かれて直ぐ答えることができない。けれど、『さいたまスタジアムがあるよ』と答えた際、『なるほどね』と⾔われた。だから、もっとさいたま市の有名な場所、物などをアピールするべきだと思う。」という意⾒が印象に残りました。

    確かにアピールポイントが中々⾒当たらない、「⽂教都市」だということも初めて知った部分がありました。私より世代が上の方々は、自分自身は知っていたけれど、友⼈や知り合いに「浦和区は⽂教都市だって知ってる?」と尋ねたら「知らない」「初めて知った」など、私と同じ意⾒が多く出されていました。

    今回のタウンミーティングに参加して、地域に対する考え方の変化などがありますか?

    さいたま市については、浦和⼤学に通う中で見聞きしたことや、就職活動の情報集めとして知り得た情報など、部分的にしか知らなかったけれど、今回参加させて頂いたことで、埼⽟県全体の⾏政や、通勤や通学などで通っているさいたま市の様々な年齢層の方々の意⾒・考えを知ることが出来、大変有意義な会議でした。

    将来は、警察官になって埼⽟県、さいたま市の市⺠が安全・安⼼に住んで暮らすための問題や課題に対して、積極的に関わっていきたいという思いを強くしました。