【入賞作品発表】 第1回「おもちゃコンテスト」817作品のご応募ありがとうございました。

プレスリリース

2017年10月1日
  • 初年度の応募作品は、2017年7月1日から9月8日にかけて、沖縄県から北海道まで全国の81高校から、合わせて817作品が寄せられました。

    浦和大学では「あなたがこどもに戻ったら、どんなおもちゃで遊びたいですか?」をメッセージに、高校生が、こどもたちの夢が膨らむようなおもちゃや、こどもたちと一緒に遊べるおもちゃを考える「おもちゃコンテスト」を今年度から実施しました。たくさんの高校生の皆さんからのご応募ありがとうございました。

    最終選考では、40の候補作品の中から、こども学部学部長山口和孝(やまぐち・かずたか)教授、「美と表現」や「アートコミュニケーション」などの授業を担当する船木美佳教授ら選考委員会によって、最優秀1作品、優秀2作品、入賞5作品、佳作20作品が決定されました。

    受賞者に対して、2017年10月8日(日)13:00から浦和大学キャンパス内で開催される【学園祭】しらさぎ祭、屋外ステージで表彰式を行う予定です。最優秀、優秀、入賞の方には、大学から表彰式のご案内を差し上げます。また、表彰式へ出席ができない方と佳作の方には、8日以降に図書カードと記念品を送付する予定です。

  • おもちゃコンテスト

 
  • 最優秀賞 (敬称略)

    おままごとが楽しくなる段ボールキッチン
    下田 梢(東京・立川女子高等学校)
    おままごとが楽しくなる段ボールキッチン
    ▲「おままごとが楽しくなる段ボールキッチン」下田 梢(東京・立川女子高等学校)
  • 優秀賞 (敬称略)

    やってみよう!
    足立 友里子(愛知・豊橋南高等学校)
    やってみよう!
    ▲「やってみよう!」 足立 友里子(愛知・豊橋南高等学校)
  • 優秀賞 (敬称略)

    詰め放題マルシェ
    田丸 恵(埼玉・星野高等学校)
    詰め放題マルシェ
    ▲「詰め放題マルシェ」田丸 恵(埼玉・星野高等学校)

入賞 (敬称略)
    ドングリす
    金丸 虎次郎(北海道・おといねっぷ美術工芸高等学校)
    日光でおさんぽ
    松本 咲喜(栃木・鹿沼南高等学校)
    みかんの皮むき
    松平 萌(愛媛・北宇和高等学校)
    ポン!ピタ!シャカシャカ おにぎりちゃんの大集合!!
    五十嵐 愛里(埼玉・越谷東高等学校)
    変身・生き物
    山田 葵理(静岡・浜松南高等学校)

入賞 (敬称略)

佳作 (敬称略)
    You can do it!!
    岡本 美歩(山口・厚狭高等学校)
    お子ちゃま チンドン
    荒木 麻生(愛知・杏和高等学校)
    動物さんと“あ い う え お”
    小川口 眞央(茨城・石岡第二高等学校)
    押したらフワフワわぁ~きれい
    服部 来見(茨城・石岡第二高等学校)
    つなげて そろえて くっつけよう みんなで遊ぼう!わくわくおもちゃ!
    米倉 有菜(愛知・一宮高等学校)
    できるかな?やってみよう!
    近藤 未菜(愛知・岩津高等学校)
    カラカラカラリン
    且原 涼楓(山口・宇部フロンティア大学付属香川高等学校)
    手づくり木のおもちゃどうぶつパズル
    安岡 黎華(埼玉・大宮工業高等学校)
    おもちゃ箱
    来田 美優(北海道・おといねっぷ美術工芸高等学校)
    くねくねへび
    馬場 さくら(北海道・おといねっぷ美術工芸高等学校)
    全ての面でも
    三浦 奏大(北海道・おといねっぷ美術工芸高等学校)
    どこでもお絵かき!~Draw Puzzle~
    門山 稀一(神奈川・神奈川工業高等学校)
    Trick Whellbarrow
    大塲 美優(神奈川・神奈川工業高等学校)
    おきがえフェルト絵本
    伊井 花音(神奈川・神奈川工業高等学校)
    たくさんたべて、はみがきしゅっしゅ
    窪木 美優(岡山・倉敷鷲羽高等学校)
    できるかな?
    武藤 舞(栃木・佐野清澄高等学校)
    しかけ絵本♪
    小峯 百合香(東京・立川女子高等学校)
    木のつみき
    小松 亜里沙(東京・立川女子高等学校)
    布カルタ
    水野 芽生(北海道・函館大妻高等学校)
    フェルトのおままごとドーナツ
    内野 麟(東京・瑞穂農芸高等学校)

入賞 (敬称略)

おもちゃコンテスト 講評 こども学部学部長・教授 山口和孝

    浦和大学主催の第一回おもちゃコンテストにたくさんの応募をいただきありがとうございました。沖縄県から北海道まで全国から817件もの応募があり、高校生の作品とは思えないようなレベルの高い作品がたくさん寄せられました。それを反映して、嬉しい悲鳴を上げながらの審査でした。応募の中から、厳重な審査によって、最優秀賞1名、優秀賞2名、入賞5名、佳作20名を選ばせていただきました。

    そのまま商品化できるような作品もありましたが、審査では、作品としての芸術性や製作技巧のレベルも勘案しながらも、おもちゃを使うこども自身が遊び方を自由に創造し夢が広がっていく可能性が期待されるものを高く評価しました。また、同様の発想や仕掛けが、すでに商品化されたものにみられるもの、あるいは、芸術性としては評価できても、こどもの遊び方が規定されすぎていたり教育目的的な意図をもちすぎているような作品については見送らせていただきました。

    最優秀賞作品は、作成者が小さかった頃に、母親が身近なものを使って作ってくれたおもちゃの想い出を発想の基礎として、段ボールで作成したままごとキッチンです。技巧的な完成度としては洗練されていないところもありながら、手づくり感に溢れ、親子のつながりも想起させ、このおもちゃを前にしたこどもがどのように遊ぶのかを多様に想像させてくれる可能性を示しています。

    次回以降も、創造性に溢れ、こども達の夢が広がるような作品がたくさん集まることを期待しております。