【11/24 朝日新聞】「ケアワーカーがいなくなる?2」入居者の笑顔を守 りたかったのに

メディア掲載

2022年11月25日
  • 2022年11月24日(木)付『朝日新聞』朝刊22面(生活欄)に「ケアワーカーがいなくなる?2」~入居者の笑顔を守りたかったのに~の中で社会学部総合福祉学科岡田圭祐講師と浦和大学短期大学部介護福祉科(2021年閉校)卒業生日向野(ひがの)由佳さんとのやり取りが掲載されています。

    記事では、短期大学部卒業後、介護現場で苦悩する卒業生の気持ちを受け止め、卒業後も変わらずに寄り添い、支えてきた教員との絆が紹介されています。

    日向野さんは、短期大学部を卒業後すぐに介護福祉士として特別養護老人ホームで勤務を開始します。しかし、介護現場での人手不足は深刻で、介護と真剣に向き合う日向野さんは、その現実に気持ちが追い付いていかなくなってしまいます。そんな時、支えてくれたのが岡田講師。日向野さんは卒業後も度々岡田講師の研究室を訪れ、笑顔を取り戻します。

    ついには介護現場を去ることを決意した日向野さん。その気持ちを察して引き留めることもなく「少し休憩してみたら?」と優しく話し掛ける岡田講師。

    その後、結婚、出産と人生の一大イベントを経験した日向野さん。卒業後まもなく7年がたとうとしているが、今も変わらず岡田講師の研究室を訪れる日向野さん。「子育てが落ち着いたら、また介護の仕事がしたいな」と話す日向野さん。そんな気持ちになれたのも卒業後も変わらずに寄り添い、支えてきた教員との絆があったからこそ。

    岡田講師の研究室には、代わる代わる毎週のように卒業生が訪れている。