【6/7 埼玉新聞】眞有澄香教授【浦和大学発研究レポート8】<ことば>を見つめて

メディア掲載

2022年6月8日
  • 2022年6月7日(火)付『埼玉新聞』朝刊4面(経済欄)の記事「浦和大学発研究レポート」、前回の社会学部・現代社会学科の藤島喜代仁教授による「世界遺産を身近に感じよう」に続いて、こども学部・学校教育学科の眞有澄香教授による「<ことば>を見つめて」が8回目として6月7日(火)に掲載されました。

    「教育学、日本近現代文学」を研究テーマにする眞有教授はレポートの中で以下のように述べています。

    私たちが、ごく自然に<ことば>を発することは極めて複雑で困難な、人間的、社会的行為である。そして古代人はそれを畏れ敬い「言の葉」と呼び、少なくとも1000年以上前から美的に昇華された「文学」を創出してきた。

    しかし、2017年の「学習指導要領」改定告示では文学教材の採録が実質的に縮小された。これは教育界外部の社会情勢や政財界などからの要請に応じた結果である。

    教育行政は時代を映す鏡だが、人間にしか、ヒトを社会的存在として<ことば>を操りながら活動する人間に育て、教え、導くことはできない、人間は人間によってのみ育つ、という普遍的な教育学の原理原則は普遍である。

    「ヒトが人である証」である<ことば>、その芸術である「文学」は時代を越える普遍的な力を持っている。

    最後に「これまでの日常が最も簡単に覆されてしまったコロナ禍だからこそ、決して世の盛衰や風潮に流されることのない「生」の原点を見つめ直し、私たち自身の<ことば>をより一層大切にしたい物である」とまとめています。

  • 眞有澄香教授【浦和大学発研究レポート8】<ことば>を見つめて
    眞有澄香教授【浦和大学発研究レポート8】<ことば>を見つめて