総合福祉学科で車椅子バスケットボールを本格体験!

総合福祉学科

2020年2月14日
  • 本学は「日本障害者スポーツ協会」が公認する「中級障害者スポーツ指導員」の養成校です。今回の体験は、「中級障害者スポーツ指導員」になるために必要な授業の一環として行われました。

    講師は、埼玉ライオンズの森田俊光さん。ご自身も車椅子を利用する障害者であり、選手として、また、コーチとして大活躍されています。森田さんから指導を受けたプレイヤ―の中には、パラリンピックに出場するような一流アスリートがたくさんいます。

  • 今回参加した学生は10名。本学に競技用車椅子が10台あるため、1人1台という恵まれた環境での体験プログラムです。最初学生たちは、車椅子の操作にてこずっていましたが、時間とともに慣れ、パスやシュートを上手にできるようになりました。

    4時間のプログラムの仕上げは本番さながらの練習試合です。2チームに分かれ、各チームに車椅子バスケの選手も入って6人対6人のゲームを行いました。

    寒い体育館にも関わらず、学生たちは、笑い声の中に時折悲鳴のような声を混じえながら、車椅子バスケの基礎・基本をしっかり体験しました。

  • プログラム終了後に感想を聞いてみると、「実際にやってみると本当に難しかった」「普通のバスケットボールとは別物の楽しさがある」「パラリンピックで車椅子バスケを見たくなった」など、体験者ならではの話を興奮気味に語ってくれました。

    本学は障害者スポーツの支援者の養成にも力を入れています。今回の体験を通して、学生たちは、スポーツが障害者にとって生きがいとなり、社会とつながる重要なツールになることを実感し、その支援の大切さを学ぶことができました。