渋野選手の“スマイル”に関連し総合福祉学科益子講師がコメント

総合福祉学科

2019年8月9日
  • ゴルフのAIG全英女子オープンで優勝した渋野日向子選手の笑顔が話題になっていますが、これに関連して、「コミュニケーションの心理学」を研究している総合福祉学科の益子行弘先生が、新聞社の取材でコメントを出しました(夕刊フジ、2019年8月7日)。益子先生の記事とコメントの要点は次の通りです。

    益子先生(「対人コミュニケーションと表情の関係などを研究」する専門家と紹介されています)は、まず、スポーツに限らず、日常生活やビジネスの場面でも、「笑顔は相手の警戒を解くなど重要な役割を果たす」と指摘しています。

    続いて、「いわゆる『ほほ笑み』は初対面の相手の警戒を解く。ある程度打ち解けた段階で意識的に強い笑顔を見せることで、相手に心を許しているとアピールする効果も期待できる」と説いています。

    そして最後に、益子先生は読者に向けて、「たとえ『つくり笑顔』でも、自分自身をリラックスさせるなどの効果は期待できる。特に日本人は笑顔が苦手だとも言われていて、意識的に口角を上げるため割りばしを加えるといった笑顔のトレーニングも重要だ。笑顔は周囲に波及し、リラックスした空気を生み出す効果を持つので意識して練習してみてほしい」とアドバイスしています。

    皆さんも、益子先生のアドバイスに従って、笑顔を忘れずに。

  • 渋野日向子の“武器”スマイル 科学的にもパフォーマンス向上の研究結果 専門家「プレーに良い影響与える循環作る」 (2/2ページ) – zakzak