受験予定の4年生を対象に学内で「学習キャンプ」を実施

• 2022年8月8日（月）、社会福祉士国家試験受験対策委員会の主催により、受験予定の4年生を対象に学内で「学習キャンプ」を実施しました。

  はじめに、過去10年間の社会福祉士国家試験の合格基準点や出題内容、難易度等の分析を通して明らかになったことについて説明がありました。150点中何点得点すれば確実に合格できるのか、合格点を積み上げていくために求められる能力、受験スキルとはどのようなものか、参加学生は熱心にメモを取りながら説明に聞き入っており、気持ちが一気に引き締まる様子が見られました。

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• 次に、現在社会福祉士として福祉現場で活躍しているOBの方から、どのような学習スタイルで合格を勝ち取ったのか、仲間やライバルの存在をどのようにモチベーションのアップにつなげたのかといった体験談をうかがいました。

  質疑応答では、当時のことを思い出しながら、後輩からの質問に丁寧に回答していただきました。「この方法だったら実践できそう」という声が聞かれました。

• 午後からは、目指すべき得点の獲得に向けて、試験日までの学習計画表を作成しました。いつまでに、何（参考書、試験対策講座＊）をどれくらいのペースで学習していくのかを、OBからのアドバイスも参考にしながら各自で計画表を作成しました。この計画表がこれから学習を進めていくうえで心強いペースメーカーとなってくれます。

  ＊試験対策講座：本学では社会福祉士国家試験の受験を希望する学生を対象に、学内で試験対策講座を実施しています（受講料はテキスト代のみ）。

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• キャンプのメインイベントは「チーム対抗、クイズ対決」でした。実際の出題形式に沿って学生が問題を作成し、その問題をお互いに回答し、正答結果をチームで競い合いました。真剣勝負の中で自分が回答した問題は、きっと忘れることはないでしょう。

  初めての開催となった今回の「学習キャンプ」について、参加学生からは「試験までの計画表を作成することで、やるべきことが“見える化”できたので良かった」、「受験勉強は大変だけど、みんなと一緒にがんばっていこうと思った」という感想が聞かれました。

  受験生としての一体感を共有できたことは、受験勉強を着実に進めていくうえで大きな力になることと期待しています。

  試験本番まで約6ヶ月。社会福祉士国家試験受験対策委員会では、各自が作成した学習計画表をもとに一人ひとりの学習をさらにバックアップしていきたいと考えています。