学校教育学科ハワイ短期留学英語セミナー報告レポートVOL.4

こども学部

2019年3月6日
  • この短期留学の大きな目的の一つは言うまでもなく小学校教員としての英語力を養うことにあります。授業を担当してくださるローレン先生、レベッカ先生、メラニー先生はそれぞれがアメリカにおける児童教育と英語を母国語としない学習者への英語教育両方の経験をふんだんにお持ちです。授業の内容は「英会話」「英語教育モデル講義」「英語教育モデル実践」の3つに別れています。

    小学校教員としての英語力を養う、学校教育学科「ハワイ短期留学英語セミナー」報告レポートVOL.4をお届けします。今回のレポートはハワイ短期留学英語セミナーの柱となるUHC(ユナイテッド・ハワイ・カレッジ)の3人のベテラン講師による英語の授業について詳しくお伝えします。

  • 2月21日の予定表
英会話
  • モーニングオリエンテーション
  • まず「英会話」の授業では、3つのグループに分かれた学生が30分ずつ3人の先生のクラスをローテーションで訪れます。それぞれの先生が大きな動作を付けて、学生一人一人がネイティブの発音や会話のスピードに慣れるよう授業を進めていきます。3人の先生の話し方、発音、声のトーンなどは同じ英語でもそれぞれ個性があります。「英会話」の授業をローテーションで行う目的は様々な人が話す英語に慣れることで、これには大きな英語学習効果があるとUHCハシント副校長先生が強調されていました。

英語教育モデル講義
  • 次は「英語教育モデル講義」の授業です。学生全体で講義を受けますが、この授業でも3人の先生が順に、児童を対象に英語教育を行う際の具体的な方法や配慮事項などを指導してくださいます。英語の授業の組み立て方、英語教材の捉え方、学習者の理解や意欲に差がある時の対応方法など先生方の経験に基づく貴重なお話ばかりです。「何より先生の笑顔が児童に安心と自信、やる気を起こさせるとても大切なツールである」と言う言葉には、教員としての資質は万国共通であることを改めて感じました。

英語教育モデル実践
  • 「英語教育モデル実践」では、3つのグループがそれぞれ異なるテーマで、教育モデルの実践の指導を受けます。児童が楽しみながら英語を学べる教育モデルを3人の先生がそれぞれご自身の担当グループのために考えて下さり(オリジナルスタンツ、ベースボール型クイズ、昔話劇)、最終日には学生だけで相互にプレゼンテーションを行います。そのため、先生方の指導にも自然と熱が入り、学生もそれに応え懸命に練習に励みました。

まとめ
  • このように恵まれた環境、講師陣によるUHCの英語セミナーは、英語の教科化に対応できる小学校教員を目指す学生たちに極めて貴重な経験と自信を与えてくれるものだと確信します。

    次回の報告レポートでは、現地の私立スクール「セント・ジョセフ校」訪問の様子をお伝えいたします。

浦和大学のツイッターより