こども学科カナダ・スタディ・ツアー・レポート #1

こども学部

2019年3月4日
  • 浦和大学こども学部では、学術提携をしているカナダのライアソン大学との間で、毎年、日本の学生がスタディツアーでライアソン大学を訪問、またライアソン大学の学生が国際インターンシップ生として浦和大学に1か月ほど滞在し、お互いの国の家族支援、保育・教育についての学びを行っています。2019年2月25日(月)、2018年度のスタディツアーの一行が、カナダに向けて出発しました。数回に分けて、スタディツアーの様子をご報告します。2月25日(月)の夕方、2018年度「海外セミナー(カナダ)」を履修しているこども学科の学生11名が、引率の教員とともに羽田空港を出発し、約12時間のフライトを経て、現地時間25日(月)の夕方にトロント空港に到着。翌26日(火)から、ライアソン大学での研修が始まりました。

  • 出発前のライアソン大学にて。
  • スタディツアー第1日目の朝は、ライアソン大学ECS(ソーシャルサービス学部こども学科)からスタートしました。ECSでは、Welcome Breakfast(朝食歓迎会)で浦和大学の学生・教員を迎えてくれました。そこでライアソン大学の先生方をはじめ、スタッフ、ステューデント・リーダー達とお互いの自己紹介をします。昨年5月から6月にかけて、国際インターンシップ生として浦和大学で1か月を過ごされたヴェサニーさんが駆けつけてくれ、嬉しい再会となりました。少し緊張気味の朝でしたが、ライアソン大学の先生方、学生との顔合わせの後は、Bloorview school (こどものリハビリテーション病院併設学校)の見学へ。

  • Bloorview school(こどものリハビリテーション病院併設学校)では、いずれ子どもたちが戻って行く地域の学校の教員と施設の専門職の緊密な連携のもとに、一人一人のこどものニーズにあったプログラムを作成し、それに沿って子どもたちがさまざまな活動に取り組んでいました。施設長のプレゼンテーションに、学生も質問するなど、熱心に聞いている姿が印象的でした。

  • ブロアビュー スクールにて

  • Bloorview school見学後は ライアソン大学ECSに戻り、ライアソン大学の学生や先生方とのランチ交流会、浦和大学学生による英語のプレゼンテーションを行いました。学生はこの日のプレゼンテーションのために、2つのグループに分かれてテーマを定め、準備を重ねてきました。テーマは「あやとり」と「日本食のかるた」です。「あやとり」グループは、あやとり遊びの紹介の後、参加者全員にあやとりのひもを配布し、実際にあやとりを経験してもらいました。「かるた」グループはまずいくつかの日本食を紹介し、その絵の大判かるたで、ライアソン大学の学生に「かるたとり」を体験してもらい、大変盛り上がりました。

  • プレゼンテーション
  • あやとり
  • 「日本食」かるた
  • Student Learning Centre
  • 研修1日目の最後は、ライアソン大学のStudent Learning Centreを見学しました。Student Learning Centreは、8階建てのワクワクするようなビルで、各階ごとに「Sky」「Forest」「Beach」などテーマがあり、内装デザインもそれぞれに全く異なります。学生は自由に好きな階に行き、勉強をしたり本を読んだりしています。