学校教育学科講義紹介「初等理科」
こども学部
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「初等理科」の講義は、学校教育学科2年生の選択必修科目です。この講義では、実際に小学校で行われている実験や観察を経験することを通して、小学校で扱われる理科の内容について考える活動を行っています。
実験や観察も指示されたことを行うのではなく、授業の導入部分を考えて実践したり、グループで実験を取り入れた模擬授業を行ったりと、学生たち自身が考えて活動することに重点を置いています。自分たちで活動することで、その単元の重要な点や小学校から中学校への単元のつながりに気付いたり、実験器具の使用方法や手順の理由について知ったりなど、教師として理科とどのように関わっていくのかを考えることができているようです。
多くの小学校の先生が理科の授業に苦手意識を持っており、それは大学までの学習経験と関連しているという調査結果があります。学校教育学科の学生にも理科に苦手意識を持っている学生は多くいます。しかし、「初等理科」を履修した学生たちからは、「理科を楽しいと思えたことが良かった。」「どの実験に何が必要なのか考えることができた。この体験は教員になってからもすぐに役立つ技能だなと思った」「楽しいってことが学びに繋がると感じた」など前向きな感想を聞くことができました。
浦和大学のtwitterにも講義の様子が載っています。ぜひご覧ください。
学生広報チームの香鈴です!😄
「初等理科」ついて紹介します!
この授業では小学1年生から6年生の各単元について楽しくわかりやすい授業は一体なんなのかを考えながら実際に模擬授業をします。この写真は理科の授業の導入を一人一人やっているところです👨🏫 pic.twitter.com/yqohEH8grG— 浦和大学(浦和大学短期大学部) (@UrawaUniv) 2019年1月21日