【学校教育学科】教育実習始まる~小学校模擬教室での成果と課題を活かして~

こども学部

2022年10月3日
  • 学校教育学科では、小学校教員を目指し、3年次後期に4週間の教育実習を行います。本年度も9月上旬から小学校で実践的な学びを行っています。8月には教育実習に先立ち、全員が模擬授業を実施しました。

    教育実習で実際に児童に授業を行うことを想定し、学習指導案を作成し、板書計画に基づいた授業を行います。児童役の学生からは予想される児童の反応を意識した発表がなされるなど、授業者は実際の授業の緊張感を味わいながら、授業を進めていきます。

    授業後は、授業の進め方を中心に、協議会を行います。問題提示の仕方、発問の内容、授業の進め方、板書の在り方など、様々な観点から学生同士で意見を出し合います。

    模擬授業を通して、自分の立てた指導案通りに授業が進まないことや、自分の考えた発問や板書では児童の十分な理解が得られないなど、多くの課題が浮き彫りになります。これらの課題を少しでも改善し、教育実習本番に向けて準備を進めていきます。

    全国的にも類を見ない学内の「小学校模擬教室」での模擬授業の成果と課題を、教育実習に生かし有意義なものになってくれることを期待しています。