【学校教育学科】今、教員に求められるもの ~学科主催の講演会から~

こども学部

2022年1月19日
  • 学校教育学科では、小学校の教員としての資質向上と教員採用試験の合格を目標とし、授業はもとより教職サポートセミナーなどの取り組みをしています。

    2021年11月23日に、さいたま市教育委員会生涯学習部長の千葉裕様をお招きし、講演会を行いました。千葉氏は小学校の校長のほか、さいたま市教育委員会で長く活躍されている先生です。

    本学科生に「教員に求められるもの」をテーマに、小学校教員に求められる資質・能力を熱く語ってくださいました。

    講演の中で、「小学校教員というと全体的に教科指導を行うことも大事であるが、始めはうまくいかなくとも勉強しながら一つずつ身につけていくことが大切。何か一つ自分の興味ある教科を極めてほしい。」と、さいたま市教員等資質向上指標をもとに、自分をどのように高めていくのかを示されました。

  • さいたま市教育委員会生涯学習部長:千葉 裕 氏
  • また、教師と医師の共通点にも触れられ「医師は専門家に力を借りながらよりよい医療行為に努めている。教師も教科指導や生徒指導に長けている先生、多くの先輩など、たくさんの専門家の力を借りて“チーム学校”で支えながら進んでいる。決して一人で悩み苦しむということはない。」とアドバイスいただきました。

    最後に、「教育は愛である」という話の中で「教育の道に進む人もそうでない人も、終生の師をもつことが大切」と、それぞれが歩む人生についても示唆をいただきました。

    学生から、「教育実習に行き、より教員になりたいという気持ちが強くなった。今日の講演を参考に、教員採用試験の準備をしっかり行っていきたい」という力強い感想も聞かれました。引き続き教員採用試験合格に向けて、様々な取り組みを実施していきます。