【学校教育学科】算数・数学の楽しさを知る ~数学力向上集中セミナー~

こども学部

2021年10月4日
  • 学校教育学科の教職サポートセミナーでは、教職への意欲や資質の向上、教員採用試験を突破するための学力向上・定着等をねらいとして、年間を通して様々な内容で実施しています。

    そのセミナーの一つに、『数学力向上集中セミナー』があります。

    このセミナーは、秋季と冬季に3日間集中して数学の問題を解き、解決方法を振り返ることにより、小学校の教師が持つべき数学力を高めることをねらいとしています。

    特に秋季のセミナーでは、数学の基礎力定着を目指して、学生がつまずきやすいところを丁寧に学習します。

  • 今年度は、9月10日、13日、17日の3日間、「数の計算」「式の計算」「方程式・不等式、関数」など、9時間かけて数学力を向上させました。

    数学と聞くと、「公式を暗記して当てはめて答えを出せばいい」と考える学生が少なくありません。「数学は暗記科目」などという学生も少なからずいます。確かにそのような一面がないわけではありませんが、それでは算数・数学の醍醐味が半減します。

    このセミナーでは、「算数・数学は今自分が持っているアイテムをうまく使って解決する」ことを大切にして問題解決にあたりました。この考えは、小学校の算数でも大事にされていることです。

    このセミナーを通して、学生の数学の問題解決スキルのアップと同時に、算数・数学に対する考え方の変容も期待しています。