郷土を学ぶシリーズ「見沼と井澤弥惣兵衛為永」『ジャパノロジー入門』(担当:高野実貴雄)

こども学部

2021年7月5日
  • 2021年7月5日(月)『ジャパノロジー入門』(担当:高野実貴雄教授)で、郷土を学ぶシリーズとして、「渋沢栄一」「浦和とサッカー」に続き、さいたま市研究の第一人者である青木義脩氏がゲスト講師として「見沼と井澤弥惣兵衛為永」をテーマに講義を行いました。

    青木氏は、1943年栃木県生まれで、明治大学で考古学を専攻し、旧浦和市教育委員会で文化財行政を担当、浦和市史編纂にも携わり、数数の発掘調査を行い、見沼通船堀復元を手掛けました。

    講義では、享保の財政難の話題からスタートし、伊奈流と紀州流の土木と利水の違い、そして井澤弥惣兵衛による干拓のスケジュールと測量方法とその後の事業展開などについてお話がありました。最後に、これらに付随して語られることの多い、見沼の竜神伝説や、氷川女體神社(氷川女体神社)の磐船祭にまで話題が及びました。その後学生からの質疑があり講義が終了しました。