【こども学科】幼稚園教育実習IIに向けてのロールプレイを行いました

こども学部

2021年7月26日
  • こども学科では、幼稚園教育実習Ⅱの事前準備として、指導案を立案し、指導案に基づくロールプレイを実施しています。

    5月28日(金)、4年生2名の学生が保育者役、2年生から4年生の学生数名が園児役となって、学内の「親子のひろば『ぽっけ』」の場を利用して、実習本番さながらのロールプレイを行いました。ロールプレイは、日本語に訳すと「役割演技」という意味になります。複数の人がそれぞれの役を演じる擬似体験を通して、ある事柄が実際に起こった時に適切に対応できるようにする学習方法の1つです。

    実演の前に、保育者役の学生は、子どもの対象年齢と実施日と時間帯、指導のねらいと活動内容を園児役の学生と教員に伝えます。1人目の学生は4歳児を想定した「新聞紙ボーリングゲーム」、2人目の学生は同じく4歳児を想定した「なんでもバスケット」を実践しました。

  • 新聞紙ボーリングゲームをする学生たち
  • 教員からのアドバイスをフィードバックして指導案を書き直します
  • 保育者役の2人は、教員にアドバイスをもらいながら何度も指導案を書き直し、予想される子どもの姿を想定し、保育者の援助を考えてきました。また、ロールプレイ当日は参加者全員分の案をコピーして持参し、「ぽっけ」の環境に合わせて環境設定を構成し直す等、万全の準備で臨みました。園児役を務めた2年生から4年生の学生も、すっかり4歳児になりきって活動を楽しんでいました。ロールプレイ中、実践者からも参加者からも笑顔が溢れていました。

    ロールプレイ終了後は、保育者役の学生、園児役の学生からそれぞれ良かった点、今後の課題などのコメントが寄せられ、実践した学生からは「また新たに取り組んでみたい」、参加した学生からは「楽しかった」「勉強になった」等の前向きな感想が聞かれました。

    なお、教育実習Ⅱは6月7日(月)から6月18日(金)まで実施され、実習に臨んだ学生全員が大いに実りある実習を行うことができました。実習生を温かく迎えてくださった実習園の先生方、園児の皆さん、どうもありがとうございました。