【学校教育学科】学校教育学科授業紹介 教育インターンシップA -1学期が無事に終了しました-

こども学部

2021年7月19日
  • 学校教育学科では、1年生必修の実習科目として「教育インターンシップA」を行っています。「教育インターンシップ」は1年次から4年次まで、年次ごとに計画されたプログラムにそって実施され、大学での学びと教育の現場での学びを繰り返しながら教師としての力を付けていく、往還的な学習プログラムの1つとなっています。

    中でも「教育インターンシップA」では、大学の近隣の小学校で放課後や週末に行われている支援事業(チャレンジスクール)に参加し、児童の学習サポートや、児童と共に行う様々な活動を通して、教育者としての学びを深めています。

    昨年度は新型コロナウイルス感染症のため2学期のみの活動でしたが、今年度は感染症対策を行いながら、1学期から活動を始めることができました。はじめは「こどもと話すきっかけをどのように作ればよいかわからない」、「目の前のこどものことしか見ることができない」など現場でこどもと関わることの難しさを感じる学生も見られましたが、実際にこどもたちと関わることを通して、自信をもって一緒に活動できる様子が見られるようになりました。

  • チャレンジスクールで活動する学生たち
  • 情報交換を通して他校の様子を知る
  • 7月8日には、1学期を振り返る学内講義が行われ、活動を行っている各小学校の様子をグループワークで共有しました。活動している学校によってその内容が異なっていたり、同じ遊びがこども達の中で流行していたりなど多くの発見がありました。中には、こどもからもらった折り紙の作品を「とても嬉しかった」と持参してくれた学生もいました。全員が笑顔で振り返りを行う様子から、こども達との活動が充実したものであったことがうかがえました。

    9月からは2学期の活動が始まります。1学期の活動で学んだことをもとに、よりこどもたちや小学校、地域と深くかかわることができそうです。夏休み明けのこども達と活動を行うのが楽しみになりました。