こども学部 授業レポート「こどもの表現と創造性」

こども学部

2021年6月4日
子どもたちの持つ多様な個性や表現意欲、創造性に寄り添いながら
  • こども学部(こども学科・学校教育学科)共通の授業科目「こどもの表現と創造性」では、乳幼児や小学生の多様な表現や創造性を支え育む活動を展開しているゲスト講師によるワークショップや講演を取り入れています。

    5月17日(月)には、あそびうた作家の杉川としひろさんが、100名を超える受講学生に対して、自作の楽しいあそびうたの紹介や、乳幼児や小学生との交流のエピソードなどをお話しくださいました。

    杉川さんはあそびうた活動だけではなく、絵本創作、幼児・児童教育に携わる指導者への講演など、多彩な経歴を持っています。また日本のあそびうたのパイオニアである湯浅とんぼ氏とのコラボレート活動者としても知られています。

  • 昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインでの講演をお願いしました。今年度は活動内容に制限もありましたが、対面形式でワークショップと講演を行って頂くことができました。

    全員がマスクをし、間隔をとって着席しているという、やや不自然な状態でのあそびうた活動でしたが、受講学生は徐々に杉川さんの人柄や、子どもたちとの交流の経験に基づくお話に魅了され、保育士や幼稚園教諭、小学校教員を目指す者として、非常に楽しく、有意義な体験をすることができました。

    授業科目「こどもの表現と創造性」の中での多くのゲスト講師との出会いによって、受講学生たちが、子どもたちの持つ多様な個性や表現意欲、創造性に寄り添い、それらを優しく育むことのできる保育者、教育者として成長してくれることを願っています。