今年度も、公務員試験に向けての取り組みを開始しました

• 難関といわれる公立保育士採用試験の2020年度の試験結果は、6名の受験生が全員合格し100％の合格率となりました。一人で複数の自治体に合格した学生もいますし、また公立保育士とあわせて公立幼稚園教諭採用試験（臨任）に合格した学生もいます。埼玉県内、東京都内等大学近郊の自治体だけでなく、実家のある地方での合格もあり、合格者はそれぞれの地で、4月から公務員の保育者として歩み始めました。

  こども学科では、大学主催の公務員就職対策講座（一般教養対策）に加え、保育に特化した専門試験対策講座、小論文対策講座、公立保育士模擬試験を外部講師の協力を得て実施しています。公務員をめざす学生たちは、これら浦和大学の手厚い公務員対策講座を受講し、着実に学習を進めてきました。

  公務員をめざす学生の学習を支えているのが、公立園・小学校での保育士、教員経験をもつこども学科の教員です。学生の相談にのり一人ひとりにあわせた学習計画を作成するとともに、その計画にそって仲間と刺激をしあいながら、着実に勉強を進められるようサポートしています。採用試験直前には小論文の添削指導、各自治体の試験にあわせた面接対策など合格に向けた演習を重ね、学生に内在する力を引き出し、完成度を高めます。

  2021年度採用試験に合格した学生からは「先生方と何度も面接練習をしていく中で、自分の長所を発見し、とても自信が持てました。面接試験当日は落ち着いて試験に挑むことができました」「保育士として、自治体の職員として、市民のために貢献できるように、引き続き自己研鑽を積んでいきます」との嬉しい声を聞くことができました。合格した皆さんは、これからも努力を続け、地域住民のために活躍してくれることでしょう。

  今年度も4月に公務員対策講座参加者の希望を募り、公務員試験に向けた取り組みを開始しました。公務員対策講座は1年生から参加が可能です。こども学科では、一人ひとりに合わせたきめ細かい公務員対策を実施し、公立保育士、幼稚園教諭合格まで、全力でバックアップしていきます。一人でも多くの学生が、この手厚いサポートを利用し、夢を実現してくれることを願っています。

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