【学校教育学科】授業紹介『教育インターンシップA』

こども学部

2021年5月3日
  • 学校教育学科では、1年生次必修の実習科目として「教育インターンシップA」を履修します。「教育インターンシップ」は大学での学びと教育の現場での学びを繰り返しながら教師としての力を付けていく「往還的な学習プログラム」で、年次ごとに異なる体験をすることが可能です。

    「教育インターンシップA」では、大学の近隣の小学校で放課後や週末に行われている支援事業に参加し、学習サポートや、屋内、屋外の様々な活動を通して、児童との関わり方や支援のあり方を学びます。

    2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響もありましたが、小学校でのインターンシップ活動を受け入れていただき、児童との関わり方だけでなく、学校における感染症対策などについても学ぶことができました。

  • 活動終了後には1年間のまとめにあたる、振り返りの授業を行います。それぞれの学生が教育インターンシップを通して体験したことや感じたことなどを話し合い、今後取り組むべき課題について履修生全員で考えます。

    実際の振り返りの授業では、参加した学校によって活動が異なっていたり、同じ学校で同じ活動に参加していても学生によって感じ方が異なっていたりなど多くの発見があります。当初は児童にどのように話しかければよいのかすら分からなかったが、活動を続ける中で自然に児童と関わることができるようになったなど、1年間の成長を自ら実感する学生もいます。活動を振り返ることは、次の教育インターンシップに向けた重要な活動となっています。

    今年度も6月頃から、十分に感染症対策を行いながら小学校での活動が開始される予定です。こどもたちとの出会いによって、学生たちがどのように成長するのか楽しみです。