【学校教育学科】松尾スズキ×大根仁×シアターコクーン「マシーン日記」パンフレットに菅野陽子特任教授がコラムを執筆

こども学部

2021年3月12日
  • 2021年2月6日(土)から2月27日(土)にかけて、Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で公演された「マシーン日記」のパンフレットに本学こども学部特任教授:菅野陽子先生のコラムが掲載されています。

    「マシーン日記」は小さな町工場・ツジヨシ兄弟電業を舞台に男女4人の情念渦巻く愛憎劇で、浦和論叢58号「心理学のきょうだい研究における一考察 : カイン・コンプレックスの意義」を読んだパンフレット編集者の方がこの演劇を違う観点から観客の方たちが楽しめるように、と菅野特任教授へ執筆の依頼がありました。それに応えて「きょうだい間の愛と憎しみの心底にあるもの」と題したコラムを執筆しています。

    内容は「カイン・コンプレックス」に関するもので、カインとアベルの物語を辿りながら、カイン・コンプレックスがどのような影響を与えるかについて説明し、カインとは誰なのか?そしてその家族は何にあたるのかについて考えています。コラムの最後では「あるきょうだい間の葛藤をそのままに人生を終えてしまわず和解という物語に書き換えることが心理学にできるのか、自問しております。」とまとめています。

    「マシーン日記」は3月5日から3月15日(月)までロームシアター京都(京都市左京区)で現在公演中です。

  • パンフレット28・29ページに掲載

マシーン日記 | BunkamuraCOCOON PRODUCTION 2021「マシーン日記」心理学のきょうだい研究における一考察 : カイン・コンプレックスの意義 (こども学部学校教育学科 開設記念号 『浦和論叢』創刊30年記念号)