【学校教育学科】2020年度前期授業の様子「授業編」

こども学部

2020年10月6日
  • 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、現在多くの大学でオンラインでの授業が行われています。浦和大学でも、前期は一部の授業を除き、ほとんどの授業がオンラインで行われました。今年度、完成年次を迎える学校教育学科も大きな影響を受けていますが、この記事では新型コロナウイルスの影響下での学科教育の取り組みを2回に分けてご紹介します。

    休校となった4月は教員採用試験に向けた論文作成のトレーニングや、卒業研究の計画・進行、教育インターンシップに向けた準備など学年ごとの課題に取り組みました。

    5月からは2年生以上のオンラインの授業が始まり、6月からは1年生の授業及び一部対面での授業が開始し7月中旬まで対面授業とオンライン授業が並行して行われました。各教科の指導法や教育実習指導での模擬授業も各自が自宅から工夫を凝らして授業を行いました。

  • 1年生は6月からの前期授業開始となりましたが、授業開始前の履修指導では8人ずつのグループに教員が1人付き、オンラインでの履修計画の指導と作成が行われたり、分からないことや不安なことを教員に直接相談したりしました。

    また、初回の顔合わせや、コンピュータや生活科など実技を含む授業は対面で行われ、短期間ではありましたが、仲間づくりを行ったり、教員との人間関係を築いたり、大学の様子を知ったりすることができました。

    私たち教員にとっても、人と人が向き合って行うコミュニケーションは、教育の根本に位置するものだと改めて感じることができた期間となりました。

  • 次回は実習や教員採用試験対策に関する取り組みの様子をご紹介します。