第45回関東地区高等学校進路指導研究協議大会「埼玉大会」シンポジウムで大久保学長がパネリストを務めました

こども学部

2018年11月21日
  • 2018年11月16日(金)さいたま市の埼玉会館で開催された、第45回関東地区高等学校進路指導研究協議大会「埼玉大会」シンポジウムにおいて本学大久保秀子学長がパネリストを務めました。

  • 第45回関東地区高等学校進路指導研究協議大会「埼玉大会」は、『夢を持ち未来へ向けた力の育成〜主体的・対話的な学びから、キャリア教育の推進〜』を大会主題に、関東地区高等学校進路指導協議会が主催しています。

    10:20からのシンポジウムでは「激しく変化する経済社会で活躍したくましく生きる人材の育成」をテーマに、4人のパネリスト:赤石美波(栄養士、アンチエイジング研究家)氏、染谷庄一郎(株式会社 河村屋社長)氏、上原一孝(埼玉県教育局県立学校高等教育指導課長)氏、大久保秀子(本学学長・こども学部教授)による意見交換が行われました。

  • 座長を務める梶 寛治氏から「近年の大学・短大生の気質、保護者の役割や関わり方の変化、それを踏まえた大学・短大でのキャリア教育・形成についてはどのように取り組んでいますか?」という発問に対して「福祉=介護というイメージは、間違ってはいませんが福祉の一部を表すものであって、社会保障制度改革以降は福祉現場において求められる人材像が変化し、その変わった枠組みに対応できる人材が求められています。」と応答しました。

  • 「現場で経験を積み、その過程で必要な資格を取得していき、現場からはなれマネジメント・経営に関わっていくキャリアを積む卒業生もいます。各種メディアが伝えているような、介護や保育の一部を切り取ってステレオタイプ化した情報に惑わされずに、キャリアを積んでいく中で柔軟に変わっていける力、自らを変革する力の形成、が大切です。」と卒業生を例にあげ“変わること”の重要性を説明しました。

    そのために「大学・短期大学では『キャリアデザイン』『キャリアインターンシップ』といった科目を配し、その他教養講座で“変わっていける力”や“情報を取捨選択できる力”を教育をしており、卒業生や一般社会にそれを伝えて行けるような仕組みを模索している」とコメントしました。