こども学部の授業紹介『こどもの表現と創造性』

こども学部

2019年8月1日
  • こども学部の必修科目「こどもの表現と創造性」は、受講生が、こどもの表現の中に見られる「願い」「確かさや不確かさ」「可能性」といったものを敏感に感じ取り、こどもの表現活動を適切に支援できる資質を養うことを目的としています。

    この授業科目では「こども」や「表現」に関わる現場で実際に仕事をしていらっしゃる方々をゲスト講師としてお招きし、特別講義やワークショップを行っていただきます。

    今回はダンスカンパニー「コンドルズ」やアートプロデュース集団「goen°(ゴエン)」で活動されているオクダサトシさんによる2019年6月10日のワークショップの様子をご紹介します。

  • まず授業の前半は、皆で横になり完全に力を抜くことや呼吸を意識するなど、身体を意識するワークがあり、後半ではグループで身体の動きを創作するワークが中心でした。

    学生からは「経験したことのないリラックスを味わった」「身体を通す、コミュニケーションはおもしろい」「自分の身体を意識しながら、他との一体感も感じる」などの感想があり、経験豊かな講師を前に学生はリラックスし、真剣かつ自由に取り組めたようです。

    また講師のオクダサトシさんからは、授業のあと「学生から何か優しさを、感じる。」「他者の動きをよく見てる」と総評を頂きました。

    この授業に限らず、学生には言葉に頼らず、多様な感覚を開いていってほしいと思います。