学校教育学科授業科目紹介『初等音楽』

こども学部

2019年7月18日
  • 学校教育学科1年次の選択科目のひとつである「初等音楽」では、小学校音楽の授業を行う際に必要な音楽の知識と技術を学ぶと同時に、様々な音楽活動を楽しみながら、音楽を豊かに聴き、歌い、演奏し、イメージする力を身につけることを目的としています。

    小学校では、専科の先生が音楽の授業を担当することも多くなってきていますが、担任の先生が音楽の授業を受け持つこともあります。またクラスの児童がどのように、どのような気持ちで音楽表現活動を行なっているのかを敏感に感じ取る力を持っていることは全ての小学校教員に必要なことだと言えます。

  • 全15回の授業も後半を迎え、学生たちは斉唱や合唱、リコーダー演奏、合奏など自分たちなりのゴールを目指して取り組んでいます。表現活動で最も大切なことは主体性と独自性です。ただ決められたことを音にするのではなく、常に新鮮な想像力を持って、工夫を加えながら音楽を創ることとはどのようなことなのかを学生自身が考え実践する場となっています。

    浦和大学の音楽室には、小学校で使用される教育用の楽器だけではなく、ドラムセットやギター、ベースなどのポピュラー音楽用の楽器や、エレクトリックバイオリン、エレクトリックコントラバス、スティールパン、アイリッシュハープなどたくさんの珍しい楽器があります。

  • このような学習環境で、受講生が豊かな音楽経験を積み、表現意欲に溢れた個性ある音が音楽室に響き渡ることを期待しています