2019年7月6日土曜日、湯浅とんぼ氏と杉川としひろ氏による「あそびうたコンサート」が浦和大学多目的ホールで行われ、地域の親子の方々や浦和大学こども学部の学生や卒業生が参加しました。

「ふうせん」や「いっぽんばし にほんばし」といった有名なあそびうたの作者で、現代の保育現場におけるあそびうた活動のパイオニア的存在である湯浅とんぼ氏と、若手のあそびうた活動家で絵本作家でもある杉川としひろ氏のお二人によるコンサートは大変貴重な機会です。

「こんにちは」「トントンパ」「たんけん」などのあそびうたを楽しむうちに、地域の親子の方々も学生もお二人の優しい人柄とあそびうたの魅力にどんどん引き込まれていきます。保育現場でよく行われる「新聞紙あそび」も杉川先生の歌と一緒に楽しむと一味違います。こどもたちを中心にお母さんお父さんも学生も全員が心から楽しんでいる様子が印象的でした。また、「お母さんとお父さんの宝もの」という曲の歌詞を今回参加してくれたこどもたちの名前で歌うと、会場全体が温かいに気持ちに満ち溢れました。

コンサート終了後、湯浅とんぼ氏は「今日もまた、僕はこどもたちからたくさんのことを教わりました」と話してくださいました。何十年という長い間、たくさんのこどもたちと関わってこられたとんぼ先生のこの言葉は、私たちの心に大変重く響くとともに、大切なことを教えてくれました。

コンサートを行ってくださったとんぼ先生、杉川先生、そしてご参加いただいた地域の親子の方々に心より感謝いたします。