学校教育学科授業科目紹介:教育インターンシップ(B・C)

こども学部

2019年7月3日
  • 学校教育学科では、3年次に行う教育実習だけでなく、1年次から小学校をはじめとする様々な教育現場で児童と関わる経験を持つための授業科目を配置しています。大学での学びと教育現場での学びを繰り返しながら教師としての力を付けていくことを目指す、独自の往還的な学習プログラムの核となるのが「教育インターンシップ(A〜D)」です。

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  • 1年次必修の「教育インターンシップA」では、さいたま市の小学校で放課後や休日に行われている支援事業である「チャレンジスクール」に参加します。2年次以上の「教育インターンシップB〜D」では、小学校で教師を目指す学生を対象にさいたま市が実施している「アシスタントティーチャー」の活動にも参加することができるようになります。

    「アシスタントティーチャー」は、実際に小学校の教室に入り、先生の補助を行います。学習の支援だけでなく、休み時間に子どもたちと遊んだり、運動会の準備や片付けを先生方と協力して行ったりするなど様々な経験をさせていただくことができます。大学では、活動の記録に教員がコメントし、個別指導を行います。また、小学校での個別の経験を学生同士が共有し、次の活動に生かすための「ふり返り」を行い、互いに学びを深めます。

  • 昨年度「アシスタントティーチャー」を経験した学生は、初めての経験に戸惑うこともたくさんありましたが、1年を通して活動を続けることで、子どもたちや先生方との関係も構築され、自然に子どもたちに寄り添うことができるようになりました。学年末の活動最終日には、クラスでお別れ会を開いてくださったり、子どもたちからメッセージをいただいたりした学生もいました。
    今年度も、さいたま市教育委員会の先生による説明会と面接を経て小学校でのアシスタントティーチャー活動がいよいよ始まりました。1年間の児童との触れ合いを通して、多くの貴重な経験と学びが得られることを期待しています。