さいたま市教育委員会学校教育部教職員人事課長:澤田純一氏による特別講義が行われました

こども学部

2019年6月3日
  • 2019年5月20日(月)に、学校教育学科全学科生に向けて、さいたま市教育委員会教職員人事課課長澤田純一氏による特別講義が行われました。

    学校教育学科では、小学校教師を目指す学生に通常の正課授業に加え様々なプログラムを設定しています。今回はそのプログラムの一つである「教職サポートセミナー」の特別講義でした。

    講義では、なぜ教員を目指したか、小学校教師のやりがいと責任、さいたま市で活躍する若手教師の実際の様子など、熱心に語ってくださいました。中でも、警察官として活躍されていた澤田先生は、「日々犯罪と向き合ううちに、どれほど犯罪者を逮捕しても日本はよくならない。平和で安心、民主的な国にするには、教育に携わり将来この国を支えるこどもたちに大切なことを教えていくことが不可欠である。」との思いから、一念発起して教師になったという話が印象的でした。

  • 2さらに教師の魅力として、「教師という仕事は、ややもすると避けられがちな風潮がありますが、やればやるほどこどもたちが成長し、こどもとともに笑い悲しみ泣いたり悩んだりできる他の仕事とでは味わえないやりがいのある素晴らしい仕事です。それだけに責任感と使命感をもって教師を目指してほしいと思います。」とも語ってくださいました。

    澤田先生のお話に、学生も熱心にノートをとりうなずきながら聞き入っていました。講義を受け、「教師になることについて不安の方が大きく悩んでいましたが、情熱を強く持つとそんな不安も乗り越えられるのではないかと感じました。教師を目指し一生懸命努力します」など、学生の意識も大きく変わってきたようです。学校教育学科の学生が自身の将来を考えるための大変有益な特別講義となりました。