【介護福祉科の授業風景】介護総合演習II

短期大学部

2018年12月21日
介護総合演習IIの授業では、介護実習Ⅲに向けて先輩から後輩へアドバイスがありました。
  • 「介護総合演習II」では、介護福祉科1年生が2月から始まる介護実習Ⅲに向けて授業が進められています。12月13日(木)の授業では、介護実習III・IV段階の実習を既に終えている2年生から、自分達が体験したことを踏まえ1年生に話をしてもらいました。2年生からは、自分達が実習を行った実習施設の概要が紹介されました。そして、実習に向けて事前学習しておくべき内容について、体調管理の方法についてなど、実習に臨む際に準備しておいた方がよいことについてアドバイスがありました。

  • さらに、実習ではどんなことを学んだのか、実習を通して成功したことや失敗したことなど、体験を基に話をしてくれました。1年生は先輩たちの話に興味津々で、真剣な眼差しで話を聞いていました。3名の先輩からの話が終わると、「実際に利用者さんとコミュニケーションを取るときにどのような工夫をしましたか?」「介護過程を行うにあたってどのように対象者さんを決め、どのように進めていったのですか?」「夜勤はどんな感じですか?」など、1年生からは様々な質問がありました。

  • 介護福祉科では、2年間の学びの中で4回の介護実習を体験します。2年生に上がる前の春休みには、23日間の介護実習Ⅲが行われます。1年生にとってはこの実習で初めて一人の利用者さんを担当し、介護過程を展開していきます。そのようなことから1年生は多くの期待と不安を抱えています。そのため、先輩学生から後輩学生に向けて実習で体験したことを直接アドバイスしてもらうことで不安が解消され、スムーズに事前準備に取り掛かれるような取り組みを行っています。