津久井督六記念財団の奨学生に介護福祉科2年生4名が選ばれました

短期大学部

2019年7月31日
  • 介護サービスの提供をしている株式会社ツクイの創業者である津久井督六氏は、2018年「一般社団法人津久井督六記念財団」を設立されました。埼玉県を含む南関東の埼玉県、東京都、神奈川県には、介護福祉士の専門学校・短期大学は、約50の学科・コースがありますが、財団は、このなかから、10名の学生に給付型の奨学金を出してくれることになりました。

    多くの養成校があるなかで、少数の採用ですから、本学から1名でも採用は難しいと思われました。一次の書類選考には、指定課題である小論文の提出が課せられていました。次に面接試験があります。経済的に苦しい学生が多いのですが、まず無理だろうと諦める学生が多い中で、本学介護福祉科から、日本人学生二名、留学生二名が応募してくれました。

    岩手県から本学に学びに来てくれた佐々木亜優佳さんは、地域のコミュニティの関係を生かした在宅ケアを提案しました。また、スリランカ人のハルジョティ・ラシカさんは、母国スリランカに帰り、日本で学んだ高齢者福祉を福祉施設経営で生かしたいという夢を書きました。他の学生もそれぞれの介護福祉士の仕事への夢を書きました。

    結果は、四名全員の採用という、名誉の結果となり、喜ばしい限りです。

    学科は、それぞれの学生の持つ夢の実現を応援します。

  • 左から佐々木亜優佳さん、松嵜学科長、ハルジョティ・ラシカさん