介護福祉科の取り組み~留学生フェアの開催~

短期大学部

2019年7月25日
  • 介護福祉科では、2年前より留学生が入学しています。今年度は前年度に比べさらに多くの国の出身者が入学し学んでいます。

    介護福祉科では、日本人学生と留学生が一緒に学びを深めていますが、日本人学生は、それぞれの留学生の文化や慣習を尊重し、留学生は日本語の更なる修得につとめ、日本文化や慣習を覚えようと努力するなど、お互いに理解し尊重し合いながら学生生活を送っています。

    入学から3カ月が過ぎ、更なる交流を深めるため、また異文化を知ることを目的に、7月6日(土)に「留学生フェア」を開催しました。

  • 「留学生フェア」では、留学生が自分の国の料理を作ってくれました。ベトナム出身の学生は、ベトナム風春巻き「チャーヨー」やグリーンパパイヤを使ったデザート「ソアラック」、スリランカ出身の学生は、カレー3種にカレー専用のヌードル「イディアッパ」とプリンに似たスリランカデザート「ワタラッパン」、韓国出身の学生は2種類の「チヂミ」、ネパール出身の学生はお米と牛乳を使ったデザート「ライスキール」を作ってくれました。

  • また、日本人学生もユネスコ無形文化遺産である「和食」を紹介するため、「きんぴらごぼう」や「卵焼き」、「ちらし寿司」に「豚汁」「大根の煮物」などを作りました。食事会では、それぞれの料理をどういう材料で作ったのか、またどういう時に作る料理なのか、どういう食べ方なのか、といったことを紹介し合いながら、全員で楽しく試食しました。食事のあとは、ゲーム大会を開催しました。最後に自分たちの国の民族衣装を披露してくれました。

  • 1日を通して料理を一緒に作ったり、食事をしたり、ゲームをしたりと大いに盛り上がり、とても楽しい時間を過ごしました。

    介護福祉科では、異文化コミュニケーションを実践できる機会を設けながら、各学生が自分と違う価値観や常識があるということを知ってもらい、また、文化を広げていってもらえるよう努めています。