【介護福祉科の取り組み】第3回介護創造力コンテスト~介護過程の展開~が開催されました

短期大学部

2018年12月7日
  • 今回で3回目を迎えるこのコンテストは、日本介護福祉士養成施設協会が、介護福祉士養成校で学ぶ学生を対象に、介護を「創造」する力を養うために始まりました。

    このコンテストの目的は、「社会に対し、介護福祉士養成校の教育レベル、学生レベルの高さを社会に発信すること」「教育力を向上させ、介護福祉士養成校教育全体の質の向上を図ること」「学生の学習全般に対するモチベーションを上げ、介護過程のアセスメント力・計画作成力・プレゼンテーション力の向上を図ること」この3つを目的に行われています。

  • 全国の介護福祉士養成校を対象に9月末に1次予選が行われました。そして、1次予選を通過した7校が、11月25日大阪人間科学大学にて、2次予選を行い上位3校が決定しました。1次予選は11頁にもわたる事例問題に取り組みます。

    2次予選では、紙面と映像による事例問題を併せて、3時間で情報を整理し、生活の課題を見出し、具体的な介護計画を立案するところまで行われます。どの学校の学生も様々な視点から利用者を捉え、科学的根拠に基づき情報を統合し展開していました。

  • 介護は、専門的な知識と技術が土台にあって初めて適切な支援に繋がるものです。介護福祉士養成校では、介護を必要とする利用者に対し、その方が求めるニーズに応えられる能力を身に付けるための教育を行っています。

    本学介護福祉科は、今年初めて、関東地域の養成校の先陣を切って参加しました。残念ながら一次予選を突破できませんでしたが、課題が明確になりましたので、来年に向けて取り組みを強めます。