【介護福祉科】-自分に不足しているものは何か?-@OCトークショウ

今回、トークショーに参加してくれた田中友規さんは、浦和大学短期大学部を2005年3月に第7期生として卒業し、現在は埼玉県さいたま市の老人保健施設「あさがお」に勤務しています。田中さんは高校を卒業後に一度、有料老人ホームに事務職員として勤めた経験があります。その職場で認知症の老人に接し、さらに専門的な勉強する必要を感じて、ホームヘルパー2級の資格を取得しました。

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今の自分と将来の自分を見つめ介護の道を選ぶ

老人保健施設「あさがお」勤務 田中友規さん浦和大学短期大学部2005年3月卒業

しかしホームヘルパー2級の資格だけでは不十分であることを感じ、基礎から勉強したいという思いが強まり進学を意識するようになったとのことです。学ぶ分野を選択するにあたって、介護と理学療法のいずれにするかを迷った結果、介護の分野を学ぶことに決め、本学の介護福祉科に入学しました。

介護福祉科では、介護技術を基礎から学ぶとともに、現場で必要な医学の知識についても学ぶことができたことも収穫であったことのことです。卒業後は、特別養護老人ホームに就職し、そこでの経験を活かしてこの春から、老人保健施設あさがおで勤務しています。特別養護老人ホームでは、利用者さんが亡くなるまで家族のように接し、人生の最後の段階を楽しく過ごしていただくために注力してきました。

今年から勤務している老人保健施設は、特別養護老人ホームとは異なったサポートが求められるといいます。老人保健施設では原則として病院から自宅に帰れるようになるための介助(サポート)が目的の施設です、そのため、それぞれの分野で専門知識をもったチームとして利用者さんに関わるとのことです。こうした関わりの中で、寝たきりだった方が車椅子で移動できるようになったり、おむつをしていた方が自立して排泄できるようになることは、もともと理学療法の分野の勉強も考えていた田中さんにとっては、とても励みになることのようです。

現在は、認知症の方がいる部門を担当しているとのことですが、認知症の方の場合、食事をしたことを忘れてしまったり、こちらの対応の仕方ひとつで暴言等の行動を引き起こしてしまったりすることがあり、毎日の業務が、全て勉強であることのことです。こうした毎日の中にあっても、お年寄りの方の笑顔をみると、この仕事をしてよかったと思うそうです。

田中さんは将来、ケアマネジャーの資格を取ることが目標にしており、さらにその先には、自分で施設をつくってみたいという大きな夢があるといいます。田中さんの勤める施設は、本学のすぐ近くにあり、今年も1年生が夏休みにボランティアに行ったり、2年生が見学実習に行ったりしています。頼もしい先輩がいることは、在学生にとっては、本当に心強いことです。

普段は笑顔の絶えない田中さんですが、トークショーはとても緊張したようで、時には来場者の方により理解してもらえるよう一つ一つ言葉を選びながらお話される姿が印象的でした。田中さんが語ってくれた、一生の仕事として介護を見据え、将来の展望を持ちながら仕事している話は、ボランティアとしてオープンキャンパスの手伝いをしていた在学生にも参考になる話でした。


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