【介護福祉科】OPEN CAMPUSトークショー「夢のある介護福祉士」

短期大学部介護福祉科のオープンキャンパスには「トークショー」というイベントがあります。これは、現場で活躍している本学の卒業生や、福祉施設の職員さん、また施設長さんに浦和大学オープンキャンパスへお越しいただき、「現場の声」として語っていただくといった内容で、実際に社会福祉や介護の現場で働く方々のリアルなお話を聴くことのできる貴重な場です。

ogawa00

オープンキャンパストークショー

特別養護老人ホーム「ハピネスあだち」施設長 小川 利久 さん

さて、8月22日(土曜日)の浦和大学オープンキャンパスでは、本学の実習先としてもお世話になっている特別養護老人ホーム「ハピネスあだち」で施設長として活躍されている小川利久様にお越しいただきました。そのトークショーの様子を介護福祉科の松嵜学科長からご紹介させていただきます。

「夢のある介護福祉士」

小川さんは、冒頭「福祉に夢がありますか」と語りかけられました。そして、介護福祉士に夢があることを、具体的に説明してくださいました。

今、介護の現場が良くなりつつあります。この4月の介護報酬の改定では、ご入居者に占める介護福祉士の配置割合(利用者6人に対して1人以上)で加算が付き、介護福祉士の配置条件を満たしている施設はそれだけで収入の増加がありました。ハピネスあだちは積極的に介護福祉士を採用してきましたので、介護福祉士を巡る加算のいくつかの条件に該当しますので、収入の増加がありました。これだけでなく、その他の加算を受けられるだけの職員配置やサービスを実施していたので、大きな収入の増加がありました。

ハピネスあだちでは、収入増加の6割近くを介護職の給与の増加に、残りを新たな事業費や収支差額の改善に当てました。秋には、国の補正予算によって、施設が介護職のキャリアパスを明らかにしていること、賃金の改善等の情報を職員に開示すること等の条件をクリアすれば、介護職平均で1万5千円の賃金上昇が実現します。ハピネスあだちは、すでにキャリアパスの仕組みを作っていますので、すでに準備は整っているとのことです。

小川施設長は、介護福祉士は、街つくりの中心になると説明されました。65歳以上の高齢者の割合が、人口の7%を超えると高齢化社会、人口の14%を超えると高齢社会、そして21%を超えると超高齢社会と言われますが、日本はすでに超高齢社会に突入しており、ハピネスあだちの周辺地域は30%を超えて、「街の機能が壊れ始めている」と警鐘を鳴らされています。今までのように学校が地域の中心になるのではなく、高齢者施設が地域の拠点として求められる時代。その施設の中心的な働き手が介護福祉士だというのです。

介護福祉士は、個々の利用者さんを支えるだけでなく、街を支えるという重要な使命があることを教えていただきました。

トークショーの最後に施設長は、介護福祉士として、30人の介護職のリーダーとしてご入居者の生活援助の責任を担って活躍されている安谷屋里子さんを紹介されました。そして、参加している人に、「あなたも夢と良い出会いがあれば、こうしたリーダーになれるのですよ」と話されました。


資料・願書請求(無料)はこちらから