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第7号【News & Topics】介護福祉士国家試験新制度と資格

短期大学部介護福祉科が発行する「介護の扉」のアーカイブです。

平成28年3月、国会で「社会福祉法等の一部を改正する法律」が成立し、介護福祉士制度について、国の方針が定まった。

養成校ルート
平成27年度の卒業生は、現行のまま、卒業と同時に介護福祉士の国家資格が与えられる。その資格取得条件には、医療的ケアは含まれていない。
平成28年度から養成校卒業生にも国家試験が始まる。その科目には、医療的ケアが含まれる。5年間、受験は任意である。平成28~32年度の卒業生は、卒業と同時に、5年間の期限付きで介護福祉士の国家資格が与えられる。5年間介護の現場で働くか、試験に合格すると、資格を生涯保持することができる。
実務ルート
平成27年度から、実務者研修が義務づけられる。試験科目には、医療的ケアも含められ、養成校ルートと1年のズレが生まれることになった。通信教育には、6ヶ月が義務づけられていたが、緩和された。既に資格取得の研修を受けている場合には、義務づけられている科目が少ないためである。
出典「介護人材確保の具体的な方策について」社会保障審議会福祉部会 第3福祉人材確保専門委員会(平成27年1月27日)資料

介護福祉職の専門性の展望

国は、介護職の専門性を階層化して高めようとしている。利用者の状況に応じたケアを提供するには高い専門性が不可欠であるが、高い専門性の職員だけでは介護の現場を維持することはできず専門的な知識がない職員も必要としている。介護の現場の中堅的な職員となるのが、介護福祉士である。

学科教育の方針

学科では、医療的ケアを含めて、求められている知識・技能を学生に付けて、介護福祉士の国家試験に合格できる力をつけて社会に送り出すことを目標に教育を行う。3年前に国試導入が予想された段階で、2年生の国試科目の授業を12月までに終了し、1月を特訓期間とするカリキュラムを作成している。そのカリキュラムにそって、国試対策科目キャリアデザインで指導する。

なお、医療的ケアを担当するのは看護師を経験し、さらに大学院教育を受けている2名の専任教員である。学科は、医療的ケアの教育を充実させるために、機器を充実させるとともに、専任教員も充実させている。


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