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こども学部の講義紹介:「親子支援演習」(担当 市川美恵子 五十嵐裕子)

こども学科の3年生が主に履修している「親子支援演習」の授業についてご報告します。

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こども学科の3年生が主に履修している「親子支援演習」の授業についてご報告します。学生たちは、1年次の「こども理解と観察」「ぽっけ演習」を通して乳幼児の姿と保護者とのかかわりを、2年次では保育所実習で0歳児から5歳児の生活とあそび、そしてそれを支援する保育者の役割について学んできました。「親子支援演習」の授業では、これまでの「ぽっけ演習」や「保育所実習」での学びの上に、親子や家族への支援について具体的、実践的に学びます。

4月からの授業では、①アイスブレークやファシリテーションなど支援の技法を学び、②学生同士でファシリテーターとメンバーの役割を体験してファシリテーションを経験する、③DVDや施設見学を通してさまざまな親子支援の形を学ぶ、ことを積み重ねてきました。そして、授業の仕上げは、「ぽっけ」での親子支援プログラムの実施です。まずは「ぽっけ」利用者へのヒアリング調査を行い、親子の日常の生活を知るとともに、保護者の方はどのようことに問題を感じ、支援を望んでいらっしゃるのかの把握に努めます。学生が行った調査の結果を集約し、それに対し、「ぽっけ」では、自分たちにはどのような支援ができるのかをメンバーで話し合い、2グループに分かれて支援プログラムを立案しました。そして7月3日と7月10日に、親子のひろば「ぽっけ」でプログラムの実施に臨みました。

7月3日のプログラムは、会の主旨説明から始まり、アイスブレークとして「ぽっけ」の親子と学生とで「じゃんけん列車」を行い、その場の雰囲気がほぐれたところで、学生による手遊び「1と2ではじまるよ」、絵本「もこもこ」「あがりめさがりめ」「だるまさん」と親子で楽しみました。

それから親グループとこどもグループに分かれて、親グループは「夏の過ごし方」について気になること、不安なこと等について話し合い、情報交換を行いました。「ぽっけ」専任スタッフでもある市川先生がファシリテーターを務め、学生は話し合いの進め方について参加しながら学びました。お母さまから離れることができたこどもたちは、保育担当の学生とともボールプールを中心に遊んですごしました。

最後に親と子が合流し、大型紙芝居「おおきくおおきくおおきくなあれ」を一緒に楽しみその日のプログラムを終了しました。企画した学生は、プログラム終了後、参加してくださったお母さまたちからに感想やご意見をうかがっていました。

翌週10日のプログラムは、「あんたがたどこさ」の歌にあわせての親子のふれあいあそびからスタートしました。その後ギターとサックスの演奏にあわせて「さんぽ」の歌をうたい、親の足の上にこどもの足をのせて「ぽっけ」内を親子で散歩、曲の終了時に出会った親子同士で自己紹介・・・というゲームを数回繰り返し楽しみました。

「ぽっけ」に学生スタッフとして参加していた1年生は保護者とのゲームにやや緊張気味で、保護者と自然に会話をかわす先輩たちの姿を驚きをもってみていました。

それから「ぽっけ」の歌をみんなで歌い、ここで前回同様、親グループとこどもグループに分かれる予定だったのですが、当日は年齢、月齢の低いお子さんが多く親子の分離が難しかったこと、またお母さまたちも楽器を用いてのサークルタイムに興味津々であったことから、親・子に分かれての活動は急遽断念し、そのまま親子一緒に楽器とのふれあいタイム、「どんないろがすき」のパネルシアターを楽しんでいただき、閉会しました。楽器の力を改めて感じるとともに、参加している親子の状況に応じて臨機応変に対応することの大切さを学んだプログラム実践となりました。


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